ラグドールの性格と飼い方、5つの知識

今人気のラグドールという猫は、ぬいぐるみのような見た目だけでなく、愛嬌たっぷりな性格からたくさんの人々を虜にしている猫ですよね。名前の由来はラグ(布)+ドール(ぬいぐるみ)で『布でできたような柔らかいぬいぐるみ』という意味で名付けられました。

正に名前の通り、見た目はぬいぐるみのようにふわふわでもこもこな毛であり、その触り心地は抜群。大きさもふつうの猫より大きめなので、テディベアを思い浮かべながら抱きしめたくなってしまいます。また、ラグドール自身も抱っこして性格なので、まるで生きたぬいぐるみのような猫ちゃんですね。

そこで今回は、そんな可愛らしさの溢れるラグドールの飼い方を、5つのポイントにまとめてみましたので、ラグドールの性格が気になる方は是非一度目を通してみて下さい。

 


ラグドールの性格と飼い方、
5つの知識

 

ラグドールの生態

ラグドールは成長すると6.5・9キロの大きさになり、中型・大型になる猫です。体型は筋肉質でがっしりとしていて、体の成長がおそく、普通の猫より2、3年後に成熟します。また体調と同じくらい長い尻尾と、その美しい青い瞳が印象的な、アメリカ原産の比較的新しい種類の猫でもあります。

特長は耳や手足、顔などに様々な色の班模様のポイントが入る毛色で、ロングタイプとサブスタンシャルタイプがあり、ダブルコートの滑らかな手触りの毛になっています。

 

ラグドールの性格

ラグドールは、たとえ子供にいじられたりしても、気にしない、または我慢できるくらい温厚でおとなしい性格をしているのが特長で、また、普通の猫より動きがのんびりしていて、甘えん坊なラグドールの性格から、飼い主さんさんに抱きかかえられるのがとても大好きです。

また狩りに対しての執着が少なく、ひっかいたり嚙みつくこともあまりしないといわれています。なので、家具などにもあまり傷をつけず、鳴き声も小さいので、室内で飼う猫としてラグドールはとても有能な性格であり、外には出さずに室内のみで飼うのが基本です。そんなラグドールは、猫を飼う初心者さんにもやさしい性格でとても人気があります。

しかし、自分のテリトリーの変化には敏感なので、引っ越しや家の模様替えをすることがストレスの原因に繋がることがあるので、注意しなければいけません。

 

ラグドールの運動環境

ラグドールは高い場所はあまり好まず、床をウロウロしていることの方が多いので、高さのあるキャットタワーはあまり必要ないでしょう。中型・大型の体型をしていますが、特に運動を頻繁にさせる必要もなく、おもちゃで遊んであげる程度で充分です。

だからと言って運動をあまりにもさせず、肥満になってしまわないよう、適度な運動はさせるように心掛け、狭いケージの中に閉じ込めたりはせず、のびのび動き回れる環境をつくりましょう。

 

ラグドールの餌の与え方

ラグドールは体が普通の猫より大きめな種類なので、普通の猫より多めに与えることになり、体が成長しきるまでは、高カロリーの餌を与えるようにしましょう。しかしお腹周りに脂肪がつきやすく、与えすぎればすぐ肥満にもなってしまいます。月齢や体重、運動量を目安にあげるのがよいですが、なかなか難しいところですよね。

なので、栄養管理のしやすいドライフードのみを規定量あげることが一番いいでしょう。それでもラグドールの餌の食いつきが悪いようなら、低カロリーの猫缶を少し交ぜるなど、獣医さんと相談して、餌の与え方を工夫していきましょう。

 

ラグドールのお手入れ方法

毛の量が多い種類の猫になるので、脱け毛対策のためにも、毎日ブラッシングしてあげるのが一番いいのですが、そんなに神経質にならなくても、月に一度お風呂に入れる程度でも大丈夫です。毛の質は絡まりにくくなっているので、毛玉もできにくく、ブラッシングもしやすいため、けのお手入れにあまり苦はないでしょう。

 

いかがでしたか。ラグドールは名前の由来通り、愛情を持って抱きしめられるぬいぐるみのように可愛らしい猫ですね。ラグドールの性格や性質からも、人が飼うにはとても飼いやすいので、猫を飼うのがはじめてで不安な方でも、安心して飼育や触れ合いのできる、最高に理想的な猫だといえるでしょう。

ラグドール自身も、飼い主さんが大好きでとても甘えん坊な性格のため、ずっと後追いをしてくる子もいて、寂しがりやな一面もありますが、それなりに賢いところもあるので、ラグドールと一緒にいれば一緒にいるほど、愛情が湧いて絆も深まり、可愛く感じてたまらなくなってしまうひとが多いです。

あなたもそんな素晴らしい愛嬌を持つラグドールと、是非生活してみて、癒されたり、魅了されてみてはいかがですか。そんなラグドールは、ぬいぐるみ以上に大切で存在感のある、あなたのベストパートナーになってくれることでしょう。

 


まとめ


ラグドールを飼うポイントは…

・中型・大型に成長することを踏まえる
・大人しく、甘えん坊。室内飼いに適している
・運動はおもちゃで遊んであげる程度でOK
・栄養管理のしやすいドライフードを与えるのがお勧め
・毎日ブラッシングをしてあげるのが理想的


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