犬のしつけは自分で出来る。徹底したい7つの基本事項

わたしたちと犬との関わりは1万5千年以上前から続いて来ました。そこでは人間を主人とした優位関係のつながりがあって、飼い主に対しての従属心の態度を示すことからも明らかなことです。一方、日常生活の飼い主と犬との関わりは盲目的な愛情表現が見られます。玩具を扱うような傾向があります。犬の甘やかし所作は正すべきです。飼い主は毅然とした態度で犬に接しなければなりません。

そして、犬のしつけはタイミングよいチャンスに、冷静に対処していく心構えが大切です。ここでは、犬のしつけの基本についてご紹介します。

 


犬のしつけは自分で出来る。
徹底したい7つの基本事項

 

しつけの意味を理解してみよう

犬のしつけは知恵比べです。飼い主がきちんとすれば犬もそれに従います。不用意な話しかや目を合わせてしまっては、犬の方が上位だと認識してしまいます。飼い主は呼ばない見ないことを徹底します。声を発するのは下位の犬がすることです。犬を飼う心構えは、まず、犬のしつけを理解することです。そうでないと犬をしつけることなどできません。犬の3大しつけを実践するために日々時間を費やしていきます。

犬を抱いて優しく撫でてやることや、鼻の部分を優しく確保して体を優しく撫でることや、お腹を優しく触れていくことなどが前提にあります。それ等を容易に出来てはじめてしつけは可能になっていきます。

 

質のよい散歩を目指してみよう

犬との散歩は楽しいです。質のよい散歩は飼い主や犬にとってもよいことです。幾つかのルールを決めます。歩く速さや進む方向、そして、飼い主のそばを離れずに付き従うことも大事なことになります。また、臭いを嗅ぐ動作や排せつの行為も飼い主の指示に従いさせます。他の犬や他者との挨拶もOK(よし)の指示言葉でさせていきます。それ等は飼い主との従属関係を作る上でも重要なものです。

犬は飼い主の指示に従って行動する行為を嫌がることはありません。なぜなら、飼い主と犬との強いきずなによって結ばれている関係だと理解されていて、それが当たり前の所作だと分かっているからです。

 

お留守番も静かにさせてみよう

犬は頼りになる動物です。猫とはまた違った趣があり番犬にもなってくれます。留守番させることもあります。帰宅時には声掛けはしないで我慢します。そして、犬を無視するように見せることが必要です。そうすることで犬は嬉しそうにはしゃぐ様子も静かに落ち着いてきます。その一連の様子は、お出かけ時に役に立ってきます。お出かけ時は鳴かれたり騒がれたりせずに、そっと外出できるようになります。

犬も考えて行動します。飼い主のする行動を観察してそれを基にして行動するようになります。帰ってくるたびに犬を興奮させない飼い主の対応は、お留守番でも平気な犬にしつけられていきます。

 

抱っこしてお腹を触ってみよう

子犬は可愛さも特別です。子犬は何にでもじゃれて遊びます。飼い主と犬との従属心の関係はしつけの上でも最も大切な決まり事です。飼い主は上位のもので犬は下位のものになります。犬は甘噛みをします。けれどもその行為は、動物の本能としての振る舞いで、犬自身が上位を誇示する行為です。甘えのポーズではありません。そこで、飼い主側でするべき対応をとることが重要になります。

犬の意識を定められた上下関係に正す必要があります。子犬ならお腹を外に向けた抱っこをして、無防備なお腹を優しく撫でられて、強いものに弱点のお腹を触らせることで服従のしつけになっていきます。

 

背中のマッサージをしてみよう

元気よく走り回る犬を見ていると心は和みます。子犬のころからするしつけにタッチングがあります。膝の上に仰向けにしてお腹を見せるようにして、犬の手足や腹などを軽く触っていくものです。犬は気持ちよく身を預けてくれます。これは服従のしつけになります。飼い主と犬の上下関係を是正する上で大切な行為になります。ブラッシングとタッチングを兼ねる動作に背中のマッサージがあります。

犬のしっぽの付け根から首筋に向けて指の爪を立ててマッサージします。走るときの推進力を得る広背筋の疲れを取っていきます。このとき5本の指の爪をガリッと立てながら毛を逆立てていくのがポイントです。

 

残した食事は引き上げてみよう

犬はドックフードを喜んで食べます。ドックフードも多種多様にあり、栄養やその他の面で考慮されて作られています。けれども時には食べ残しをします。飼い主はドックフードがまずくて残したとすぐに解釈しがちです。ここでのポイントは、別の新しい種類のドックフードやその他の餌を与えないことです。犬は食餌を残せば別の種類の食餌が食べられることを学習します。犬は身をもって飼い主との知恵比べをしています。

犬が食べ残した場合は、残された餌は引き上げてしまいます。しかし、時には健康上の理由があって残すことも考えられます。そして、犬の状態を見極めて動物病院の獣医の診察を受ける必要もあります。

 

しつけは特別な場所でしてみよう

毎日の散歩は犬や飼い主にとっても楽しいものです。見慣れた風景は犬や飼い主にとっても心が休まります。犬にとっての縄張りとなるテリトリーは、家の中や犬小屋の周りのごく一部の場所になっています。そこは自分も強気でいられ、また、くつろげます。犬のしつけをする場所は、今まで一度も行かない未体験ゾーンの場所が最適なところになります。犬はテリトリーの外では弱気になり受け身になっています。

そういう犬の特質を理解した未踏破の散歩コースは、犬は静かに従う性質があり、それを犬のしつけに利用します。そこで、犬のしつけのための特別な場所をゲットしておくことが大切になってきます。

 

いかがでしたか。犬のしつけは犬の数ほどあると言われます。今まで述べてきたルールを全て守っていても、よくならないことがあるかもしれません。しかし、自信を持ってやり遂げていく努力は大切なことです。犬と共存していくためには信頼関係が大切なことです。犬に愛情を示し危害を加えないことです。犬のしつけで分からないことがあれば、インターネット検索や獣医に相談することも大切なことになります。

犬は家族の一員です。健やかに育ってほしいものです。さて、『犬のしつけは自分で出来る。徹底したい7つの基本事項』を、あなたとご一緒に見てきました。この項が、あなたのお役に立つことを願っています。

 


まとめ


犬のしつけは自分で出来る。徹底したい7つの基本事項

・しつけの意味を理解してみよう
・質のよい散歩を目指してみよう
・お留守番も静かにさせてみよう
・抱っこしてお腹を触ってみよう
・背中のマッサージをしてみよう
・残した食事は引き上げてみよう
・しつけは特別な場所でしてみよう


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