新しい家族を迎え入れてまず最初にやらなければいけない事は『命名』という大仕事ですよね。それが子供であれペットであれその名前を一生背負って行く訳ですから付ける側は責任重大です。完全に本人の意思は聞けず名付け親の一存ですから。とは言え名前をアレコレ考える時間はとても楽しいものです。こんな子になって欲しい、こんな人生を歩んで欲しいなどと夢が膨らみます。そして子供の『命名』とペットの『命名』の大きな違いは大分『自由』が利く事ですね。
最近では人間界でも我が子にキラキラネームを付ける事が多くなり漢字を見ただけでは全く読めない、また呼ぶのに躊躇してしまう様な名前を持つ子が何と多い事か・・・。その更に上を行くのがペットの名前と言えるでしょう。思いっきり悩んで我が家にピッタリの猫の名前を付けてあげましょう。
猫の名前に悩んでる人集まれ~
名付けへの7つのヒント
『直感』を信じる!!
結構パッと見たときの直感で付けるというのが、案外的を射ているといえる様です。見た目や特徴・性格などやはり第一印象は大切かも知れません。ほとんどの場合その印象は一番代表的な個性ですから。
ひょっとしたら長く一緒にいる内になんでこんな名前にしたんだろ?なんて思うほど良い意味でも悪い意味でもイメージを裏切る子かも知れません。でも、それも案外面白くはないですか?「始めて会った時はそう感じたのになぁ~、フリしてたのか?」なんて笑い話になりますよ。
「呼びやすい」のが肝心!!
自分が呼びやすいと感じる名前が一番です。いくら思い入れがあるからと言ってやたらと長い名前や言いにくい名前では後悔するのが目に見えています。また人前で言えない名前などは避けるのが無難でしょう。ペットですから動物病院や来客、外出先で名前を呼ばなければいけない場面は多々あります。
猫に自分の名前を認識して貰わなければいけないので簡単に口に出来て伝わり易いものにしてあげると日常生活の中でも躾の場面などでも便利でしょう。
人名事典に出て来る名前
あえて人に付ける様な名前を選んでみる事です。偉人の名前を付けるのも良いでしょう。先程も言いましたが、ワクチンや怪我や病気で猫ちゃんを動物病院に連れて行く事もあります。
そのような場面ではほとんどの場合自分の苗字と合わせて呼ばれるものです。普段、人名として使われているものであればより自然であると言えます。また、現実的な名前であれば人間のわが子の様で呼ぶ度に愛着もわく方も多い様です。
ランキングを参考にする
奇をてらったものではなく、スタンダードな名前を・・・と思うのなら人気のある名前を参考にして選ぶか、考えてみるのが良いでしょう。完全にランキング通りにしなくても高ランキングを少しもじってみるとか、ミックスしてみるとか・・・。ヒントにする気持ちで見てみて下さい。
とにかくどんなに考えても何も浮かばない!と言う時にはランキングを眺めてみるとふと何かが降りて来るかも知れませんから是非試してみて下さい。
好きな外国語から
例えばフランスが好きならフランス語から、英語が好きなら英語から言葉を見つけてきたり実際に使われている名前を見つけてみたりするのも良いでしょう。言葉の意味や響きが好きなものを名前にすると案外よいものになるかも知れませんよ。ペットならではの名付けができるでしょう。
また、みんなと一緒ではない、珍しく特別な名前が付けられるのもこの方法と言えます。想い出のある土地の名前も素敵じゃないですか?飼い主さんのセンスが問われますね。
趣味に関わるもの
例えば漫画好きなら好きなキャラクターの名前。スポーツ好きなら道具やポジション、ガーデニング好きなら花の名前などそう考えれば候補は山の様にありますよね。
歴史好きなら偉人や英雄の名前や出来事からいただくのも面白いですよ。ペットの名前から話題が広がるきっかけになったりするのも期待できますね。
猫自身のデータから
例えば購入した猫でも拾った猫でもその子だけが持つ何らかの情報はありますよね。簡単なのは生まれ月。5月生まれならメイとか五月(さつき)といった具合。きちんと誕生日がわかっているのなら数字の語呂合わせなど工夫してみるのも面白いですよね。その子が縁あって我が家にやって来た日だって良い訳ですよ。日にちでも天候でも出来事でもなにか印象的な事があれば尚良いでしょう。
あるいは生まれた土地や年代、家庭環境などその猫ちゃんのデータが思い出せる物を名前にしておくと意外に役に立つ時があるものです。父猫や母猫に近い名前なんていうのもルーツがわかるという意味では良いかも知れませんね。拾って来た人の名前をもじってみたりとか・・・。
とにかくその子の『人となり』・・・いや『猫となり』と言うべきでしょうか、がわかれば良いのです。
いかがですか。可愛い家族の一員である猫ちゃんには愛情たっぷりの名前をつけてあげたいですよね。余談になりますが我が家の4匹の猫達も当然ながらそれぞれきちんとした名前は付いています。ところが我が家の男性陣は何故か勝手に名前を付けて呼ぶのです。それがだんだんに変化していって始まりが何だったのか?何故そう呼ぶようになったのかさえ思い出すのも困難な位です。
いわゆるあだ名とかニックネームとかそんな感じなのですがそれがまるで本名の様になって来客から名前を聞かれ「ホントの名前何だっけ?」なんて場面もあるほどです。それでも猫達は自分の正式な名前と刻々と変化していく名前・・・全てに反応してくれます。とても賢い生き物なんですね。
つまり飼い主さんが愛情込めて声をかけてあげたら猫は常に幸せを感じていられるかもしれないと猫達に囲まれながら思う訳です。
まとめ
猫の名前に悩んでる人集まれ~名付けへの7つのヒント
・『直感』を信じる!!
・「呼びやすい」のが肝心!!
・人名事典に出て来る名前
・ランキングを参考にする
・好きな外国語から
・飼い主さんの趣味に関わるもの
・猫自身のデータから