猫の病気で見過ごしがちなサインに気付く、その方法

猫の病気で見過ごしがちなサインに気付く、その方法

かわいい猫と一緒に暮らす毎日はとても楽しいものですが、やはり一番怖いのは猫の病気。猫は、人と違って言葉で体調不良を訴えることはできませんし、身体の作りも人間とは大きく違うため、どうしても飼い主が気付きにくい部分があります。

ですが、猫だって大事な家族の一員ですから、健康を守って、快適な生活を送らせてあげたいですよね。そんな、猫の病気にいち早く気付いてあげるためには、どうすれば良いかご存知でしょうか。それは、ただ漫然と、普段通りに猫と一緒に過ごすだけではいけません。

猫の病気には、注意深く観察すると早期に気付けるサインがあります。今回は、意識しないと見過ごしがちな、猫の病気のサインとそれに気付く方法について、お伝えします。



 


猫の病気で見過ごしがちなサインに気付く、
その方法

 


食欲、喉の渇き具合を見よう


まず、猫の病気を知るための基本としては、食欲と水の飲み方を見ておく必要があります。もしも食欲不振なら、考えられるのは胃腸の不良か口内炎などの口の中の異常ですが、それ以外にも、大きな病気の兆候である場合もあります。

ですから、元々好きな食べ物もあまり食べられなくなってしまったら、お医者さんに診せましょう。また、水については、異常にたくさんの水を飲むようなら、腎炎、糖尿病などが考えられます。特に、猫は高齢になると腎臓病を発症しやすい傾向にありますから、年齢を重ねた猫の場合は、特に気を付けてあげて下さい。

 


トイレの様子を見よう


食べるものや飲むものの様子を見ると同時に、出すものの様子もちゃんと見てあげましょう。まずはおしっこですが、たくさん水を飲むと同時に、排尿の量も激増しているようならば、やはり腎臓病が疑われます。

また、ウンチの様子も猫の病気を知るためには観察が欠かせません。まずは、便秘の場合ですが、これはストレスによるものや、食物繊維が不足している場合もありますので、生活習慣や食事を改善してみましょう。それでも改善されず、血が混じったウンチや黒いウンチが出るようなら、すぐに病院へ。

逆に、ウンチがゆるい場合は、消化器官の異常や寄生虫が考えられます。

 


鼻水や涙、せきやくしゃみが無いか観察しよう


猫の病気で油断がならないのが、猫風邪です。その症状の代表的なものとして挙げられるのは、鼻水、涙目や目ヤニ、そしてせきやくしゃみなどの呼吸器症状です。猫風邪は、ヘルペスウイルスやカリシウイルスなどに感染することによって発症する猫の病気ですが、一度感染すると、一生身体の中からウイルスが消えることは無く、その後、身体が弱る度に症状が出るようになります。

この猫風邪自体は、成猫で、合併症がなければあまり心配ありませんが、猫風邪の症状のように見える猫エイズの兆候だった場合は注意が必要です。猫エイズに感染した場合は、その後の過ごし方で寿命が大きく変わるため、猫の生活に注意を払う必要が出てきます。

 


体重、体温の変化が無いか確認しよう


人間の病気にも同じことが言えますが、猫の病気も、体重の変化が見られるものがあります。まず、食べずに痩せる場合はあらゆる病気の可能性があるため、注意しましょう。また、ちゃんと食べているのに体重が減少し続ける場合は、糖尿病や寄生虫の心配があります。

体重の他、体温の変化、つまり発熱の様子も猫の病気を知る目安になります。猫は、肛門から直腸温を測りますが、平熱の状態が38~39℃のため、それよりも高ければ、身体に異常があって発熱していると考えられます。

39℃以上なら微熱のため様子を見る程度で大丈夫ですが、40℃以上となると、人間で言うところの高熱ですから、すぐに病院に連れて行きましょう。

 


抜け毛やかゆみなど、皮膚の様子を見よう


猫の病気と言えば、体内で発生するものばかりではありません。身体の表面、つまり皮膚に表れる病気の兆候だってあるのです。例えば、生え変わりの季節以外での脱毛は、肉芽腫という皮膚病やダニの繁殖、そしてストレス過多である可能性があります。

また、しきりに身体を掻いたりする場合も、注意が必要です。やはりノミやダニの可能性が高いですが、糖尿病や腎臓病などの身体の内側の病気が、皮膚にまで影響を及ぼしている場合もあります。

毎日のブラッシングなどをするときに、こまめに皮膚の様子も見てあげましょう。

 

いかがでしたでしょうか。猫の病気の兆候に気付くために必要なことを、5つご説明しました。ここで挙げたことは、猫を大切に育てている人なら、普段から問題なく確認していることばかりだと思います。ですが、多頭飼いしていたり、猫のお世話を家族で分担していたりする場合は、猫の病気のサインをキャッチしにくいことがあります。

ですから、ここでお伝えしたことを忘れず、いつもの猫のお世話をしながら、病気が無いかのチェック項目を作って確認することをおすすめします。そうすれば、猫の異変を見過ごすことなく、早期発見してケアしてあげられるようになるはずです。

猫の病気は、人間と同じく軽いものから重いものまで様々あります。それらを正しく判断し、的確な対処をしてあげられるようになって下さいね。

 


まとめ


猫の病気で見過ごしがちなサインに気付く、その方法とは

・食欲、喉の渇き具合を見よう
・トイレの様子を見よう
・鼻水や涙、せきやくしゃみが無いか観察しよう
・体重、体温の変化が無いか確認しよう
・抜け毛やかゆみなど、皮膚の様子を見よう