猫の種類でとっても似ているモノどうしとは?

猫の種類でとっても似ているモノどうしとは?

最近の猫ブームのお陰で様々な猫を目にする機会が増え猫好きの方にはたまらないですよね。そして猫の種類が無数に存在することを改めて確認することができますよね。一言に『猫』といってもタイプも多種多様で猫を選ぶのであればどんな人のニーズにも必ずピッタリの猫ちゃんがいるといっても過言ではありません。そしていざペットショップに行って猫ちゃんを眺めているとこんなことも起こります。

「あ~、○○(猫の種類)だあ~、可愛い~!って、アレッ?コレって○○じゃないの?」個体情報を見て猫種が違うことに気付くのです。つまりその目の前の猫は自分の知識の中のあの子とは『似て非なるもの』なのです。「この情報、書き間違えているんじゃないの?」なんて思うほどソックリさんは存在するのです。今回はそんな猫の種類でとっても似ているモノどうしについてお伝えします。



 


猫の種類でとっても似ている
モノどうしとは?

 


ラグドールとラガマフィン


ラグドールとラガマフィンは素人では見極めが難しいほどの実にソックリさんの猫の種類です。ラグドールもラガマフィンもその特徴は魅力的な長毛でモッフモフの被毛に包まれた大型の猫です。タイプはロング&サブスタンシャルに分類されフワフワの手触りもソックリそのままで本当によく似ています。

その理由はラガマフィンはラグドールを改良して生み出された猫の種類だからです。ラガマフィンは元々はラグドール繁殖家同士の対立がきっかけとなり誕生しました。少しきな臭い話になりますがラグドールを世に生み出した繁殖家はその権利を独占しようとしてそれに反発した繁殖家グループが新たに作りだしたのがラガマフィンという系図です。

ラガマフィンが正式に認定されたのは2003年。現在は、ラグドールとは違うものと公認され猫の種類として確立されているのです。ルーツが同じなのですから当然ラガマフィンとラグドールはよく似ています。ラガマフィンとラグドールとの外見上の違いをあげるならその見事な被毛のカラーです。

ラグドールはバイカラー・バンバイカラー(カラーポイントを覆う白の表面積が身体全体の80%以上を占める)などカラーが限定されています。ラガマフィンにはカラーの規定はありません。個体により様々な被毛のカラーやパターンがあってもOKですし眼の色も様々です。つまり見分けるコツは被毛の知識です。

これらの猫の種類、外見だけでなく性格もラガマフィンとラグドールとよく似ています。賢く穏やかで従順なのが特徴で特筆すべきは抱っこすると大人しくなる点までソックリなのです。飼育上の注意もこれら二つの猫たちは同様で大きくて筋肉質タイプなので食事は高タンパクを心がけることと肥満にも注意が必要な点です。

ラガマフィンもラグドールも運動はあまり得意ではありませんが好奇心旺盛で放任しておいても一人遊びが上手です。キャットタワーやおもちゃなど気が向いたら運動できる環境を準備しておくと良いですね。子どもや他の猫や他の種類のペットとの同居にも向いている種類です。

 


シャルトリューとロシアンブルー


こちらの猫達も見た目ソックリの種類です。そこにコラットも入り『ブルー御三家』と呼ばれている猫の種類です。気品高い見事なグレーの被毛が見る人をくぎ付けにしてしまうほど魅力的な猫ちゃん達です。人気の猫の種類ランキングでは長年トップ層に顔を出すファンが多い猫の種類です。

フランス生まれのシャルトリューという種類の猫は元々フランスにいた雑種とシャム猫を交配させて人間が創りだした猫の種類です。1800年代に誕生しフランスの文献にも度々登場するようです。あまりにも見事なその被毛のため一時は高値で取引され絶滅の危機に瀕したこともあるほど人気が高い品種の猫として有名です。

骨格がしっかりしたがっしり体型で大型の手足や胴体、しっぽが長いのが特徴のセミコビータイプ。まん丸ゴールドカッパーの目・頭部が丸く頬もまん丸で人から愛される条件を備えた風格のある容姿です。公認されている毛色はブルーといわれますが実際にはブルーグレーと表現すれば分かりやすいですね。特徴である被毛のタイプは短毛種で体に密着しており手触りは柔らかく光沢のある毛艶。そして水をよく弾くのがポイントです。

性格は非常に賢く飼い主に対して従順な猫です。普段のお手入れも楽で食事量も少なめで鳴き声も小さく飼いやすい猫の種類であると言えます。大きさは成猫になると雄は5.5kg・雌は3.5kgほどです。その堂々とした風格が人気です。

最近大ブームになったロシアンブルーですがこの猫はロシアが原産でルーツは自然発生した猫の種類といわれています。別名が『フォーリンブルー』『マルティーズキャット』『スパニッシュキャット』などいくつかの呼び名があります。20世紀初頭アメリカではマルティーズキャットと呼ばれ1875年にイギリスで行われたキャットショーでは「アークエンジェルキャット」とし出場していたようです。

過去の戦争で数が激減してしまい絶滅の危機に瀕したこともありますがイギリスやアメリカでブリティッシュブルーとシャム猫を交配させ回復し今あるロシアンブルーの姿を蘇らせたことから原産はイギリスだとの説もあります。

一般的にロシアンブルーという猫の種類の特徴は短毛種で目の形はラウンド型。眼の色はグリーン。ダブルコートと呼ばれるトップコートとアンダーコートの2重の分厚い被毛に覆われアンダーコートは密生しているのでシャンプーの際にも地肌を濡らせないほどです。その毛質はとても細く絹糸のように滑らかで光の加減によってはまるで銀色輝く美しさです。被毛の色が淡いほうがスタンダードだといわれます。寒さには強いタイプです。

生まれた時には瞳はグリーンではなく成長と共にあの美しい色になるのですがエメラルドグリーンになるまでには2年ほどかかる場合もあります。体型はほっそりとした優美さがありスレンダーで筋肉質ないわゆるフォーリンタイプで手足が長く足先が小さいのも特徴です。 肉球はグレーがかったピンクで尻尾は長く先細り。鼻筋がまっすぐ通っていて頭はコブラヘッドと呼ばれます。口角が僅かに上がりまるで笑っているようにみえる『ロシアンスマイル』が特徴です。

この猫の種類の性格は飼い主にとても忠実。ゆえに人見知りが激しくシャイな性格も併せ持っているので飼い主以外には警戒心を持ち慣れるのには時間がかかります。ロシアンブルーは遊び好きで運動量も多く長期に渡り人気が高い猫の種類として多くの人に知られています。

 


メインクーンとノルウェージャン


見事な被毛と落ち着いた雰囲気で高貴なイメージのメインク―ンとノルウェージャンもとてもソックリさんな猫の種類です。多くの方に愛され女優さんやセレブの間でも熱狂的なファンが多く同じ種の猫の多頭飼いをしているという話も良く耳にします。何を隠そう我が家の4匹の猫ちゃんの中にもそんなメインク―ンかノルウェージャン似の子がいて我が家に訪れるお客様達からとても人気です。保護した猫ちゃんなのでルーツは定かではないのですが・・・。

ではその二つの猫の種類、違いは何なのか。例えばノルウェージャンは顔が逆三角形で鼻筋真っ直ぐカーブがありません。一方メインクーンは少しまあるい輪郭で鼻筋がカーブしているという点です。メインク―ンの場合、横顔を見るとわずかに鼻筋が窪んでいるいわゆるジェントルカーブと呼ばれる鼻筋を持っています。これは実にスムーズなカーブで決して極端な出っ張りやこぶがない鼻筋が特徴なのです。

しかしもっと顕著な一目瞭然の違いはノルウェージャンになくてメインク―ンにある『リンクスティップ』と呼ばれる耳先の飾り毛です。それらの猫の種類としてはルーツはいずれも厳しい気候に耐えうる為に厚く耐水性のあるコートをもち、特にえりやおなかの部分の毛が長くなっている見事な長毛なのですね。

メインクーンのルーツは北アメリカ、原産はノルウェー、スカンジナビア半島を中心とした北ヨーロッパ。水や雪から体を守らなくてはなりませんでした。非常に寒冷な気候にも適応する長毛種です。ノルウェージャンフォレストキャットもその名の通り原産地域の寒冷気候への自然適合が必要だった猫としては非常に古い種類なのです。

 

いかがですか。以上が猫の種類でとっても似ているモノどうしについてのお話です。それらの猫ちゃんを見てみたいと画像を引っ張り出して来てもやはり一目では見極めることが難しいほどよく似ている子達ばかりです。それら猫の種類の起源が同じものであったり似た環境にいるとやはり同じ要素がどこかには残るのは頷けます。生きていく為にはそれらの条件が必要だったのですね。

いずれにしても猫ちゃんといえば確かに種類も重要ではありますが今回お話した中にも出てきましたが性格やタイプはこの猫の種類にはこんな『傾向』があるというだけで実際には全て猫の種類で分類されることばかりではなく『個体』によって違うことも沢山ありますからね。見た目が似ていれば中身も似ている傾向があるということで参考にしてみて下さい。

 


まとめ


猫の種類でとっても似ているモノどうしとは?

・ラグドールとラガマフィン
・シャルトリューとロシアンブルー
・メインクーンとノルウェージャン