猫の特徴から年齢を割り出す方法と失敗しない育て方

猫の特徴から年齢を割り出す方法と失敗しない育て方

保護した猫や、人から譲り受けた猫などは、正確な年齢がわからないことが多いですよね。でも、育てる身としては、出自がどこであれ、飼い猫の年齢は把握しておきたいものです。成長度や年齢ごとのなりやすい病気の目安になりますし、寿命という観点から、あとどれくらい一緒にいられるかを逆算することもできます。

猫の年齢を割り出すためにはどうすれば良いのでしょうか。実は、猫という生き物は、年齢ごとにはっきりと分かる特徴があるのです。そんな猫の年齢を示す特徴と、その年齢に応じた育て方などを知っておけば、年齢不詳の猫の飼育がぐんと楽になります。

今回は、そんな猫の年齢の見分け方と年齢別の上手な育て方についてお伝えします。



 


猫の特徴から年齢を割り出す方法と
失敗しない育て方

 


赤ちゃん猫は、体重と目や歯の様子で判断しよう


産まれたばかりの赤ちゃん猫なら、見た目の特徴もわかりやすいですよね。まず、出生直後で体重100~120g、まだ目も開いてないくらいの頃は、人間でいうと0歳。子猫の成長は速く、3週間もすれば歯が生え始めて、離乳食を開始するべき時がやってきます。そして、1か月も経つと、体重は400~500gほどにもなり、感情表現ができるようになります。

ここから、乳離れをさせたり、トイレなどの本格的なしつけをし始めます。これからはぐんぐん大きくなり、体つきも大人の猫に近くなっていきます。まだ幼い顔立ちで、乳歯から永久歯に生え変わっているようなら、生後半年ほどと推測できます。

 


生後1年は人間でいうと「若者」


身体の大きさが成猫と同程度になる頃が、猫の年齢でいうと1歳、人間換算で18歳です。このころは運動能力が優れてきて、やんちゃに走り回りますが、まだまだ行動自体は子猫の頃の幼さを残しています。ただ、身体自体は大人と同じのため、発情して妊娠する(させる)力を持つようになります。

まだまだ子供だと思って油断していたら、どこかで妊娠して帰ってきた、などという事態になりかねないので、しっかり見守ってあげたり、避妊、去勢手術について考えてあげるようにしましょう。ここからは、4~5歳くらいまで若者らしく旺盛に行動します。顔つきや毛ヅヤも美しくなり、成猫期で一番輝いている時を過ごします。

 


5~6歳から、中年の特徴が出てくる


運動能力が落ちてきたり、白髪が混じり始めている猫の年齢は、推定して5~6歳。人間でいうと、30代後半から40代くらいです。人間も中年になると白髪が目立ち始めますが、猫も体毛の色が薄くなり、白っぽくなってきます。また、やはり人間と同じく、これくらいの頃になると、肥満気味になったり、歯が弱くなったり病気がちになります。これくらいの年齢の猫で一番気を付けたいのが、腎不全です。

もともと猫は腎臓を壊しやすいことで知られていますが、その兆候が表れるのがこの時期なのです。

 


8歳くらいから、身体の衰えが見える


身体が硬くなったり、旺盛に動き回ることを嫌うようになってきたら、推定年齢は8歳前後、人間で言うところのアラフィフくらいになります。この時期からは、シニア用のフードに切り替えてあげるようにしましょう。

また、どの猫もこの時期になると、常にどこかしらの体調不良が起こっていたり、病気になりやすくなってくるために、健康診断などを欠かさず行うことをおすすめします。若い頃に比べて寝ている時間が増え始めるので、優しく撫でたりして愛情を注いであげると良いでしょう。

 


見た目の老化や体調不良が著しくなってきたら、老猫期


一日中寝ているようになり、歯が抜けたり、毛並みが悪くなってきたら、もう飼い主も覚悟を決めるとき、老猫期です。年齢でいうと10歳くらい、昔は、猫の寿命はこれくらいだと言われていました。もちろんここからはケアの仕方や猫の個体差で、生きられる年数が変わってきますが、いつどうなってもおかしくないという心の準備はしておきましょう。

老猫期がさらに進むと、食事を一度にたくさん食べられなくなったり、白内障などになり、目の調子も悪くなってきます。このように、見た目から老猫だとわかるようになったら、なるべく穏やかに過ごさせてあげるようにして下さい。

 

いかがでしたでしょうか。猫の年齢別の特徴と、その時期に対応した育て方やケア方法などについて、ご説明しました。子猫ならまだしも、大人の体格の猫の場合は、年齢を推測するのは難しいものです。

しかも、今まで何匹も飼った経験がある人ならともかく、初めて猫を飼うような人なら、その子が若者なのか、中年なのか、それとももうお爺さんお婆さんなのかなんて、すぐにはわからないはず。ですが、その子の表情や一日の動きをじっと観察して、身体の具合もこまめに見てあげるようにすれば、きっと年齢が表れている部分に気付くことができるはずです。

猫の年齢を知って、その子の年齢に合った生活をさせてあげられるように、気を付けてあげて下さいね。

 


まとめ


猫の特徴から年齢を割り出す方法と失敗しない育て方とは

・赤ちゃん猫は、体重と目や歯の様子で判断しよう
・生後1年は人間でいうと「若者」
・5~6歳から、中年の特徴が出てくる
・8歳くらいから、身体の衰えが見える
・見た目の老化や体調不良が著しくなってきたら、老猫期