ザリガニの飼い方豆知識・エサの種類や捕まえ方等を解説☆


ザリガニ釣りって、男の子なら、一度は通過しますよね。その中でも、ザリガニをペットにしたことがあるかとなると、経験者は少ないかもしれません。しかし、大人の本気のザリガニの飼い方を知れば、ちょっと見方が変わりますよ。

ザリガニは、飼い方が簡単な上、繁殖力が強いので、意外と人気なんです。しかも、多くの人がイメージする赤黒い色をしたザリガニだけではないんです。鮮やかな青や白、オレンジのザリガニもいるんですよ。魚とは違う魅力の甲殻類のフォルムで、脱皮をしながら大きくなっていく姿を見るのも楽しみなんです。

それに、ハサミを持っていて攻撃的なくせに、小さいときは、見た目がとてもかわいいんです。ザリガニの魅力、マニアだけのものにしておくのはもったいないです。そこで今回は、ザリガニの飼い方豆知識・エサの種類や捕まえ方等を解説☆についてお伝えします。

 

ザリガニの飼い方豆知識・
エサの種類や捕まえ方等を解説☆

 

水槽での飼い方

水槽でのザリガニの飼い方から紹介します。水を深くする場合は、フィルターを使用します。水を浅くする場合は、エラ呼吸できるように、水深を5cmくらいにします。絶対に必要なのは、細かい砂です。砂がないと、上手に脱皮できないんです。ホームセンターなどで売っているので準備してあげてください。

共食いをするので単独飼育が基本なのですが、複数飼育をする場合は、ザリガニの数だけ、隠れ家になる土管や小さな植木鉢、塩ビ管などを入れてあげてください。あとは、流木や石、水草などを並べましょう。水草は食べてしまいますけどね。

 

脱走に注意

ザリガニの飼い方で、特別なのは脱走防止です。驚くほど、脱走します。軽いフタだと持ちあげてしまうくらいです。また、チューブなどがあると登ってしまうし、ろ過器などでフタの角に隙間があると、そこから脱走します。プラケースのフタの上に重いものを乗せて置きましょう。脱走防止ネットなどのグッズを利用する方法もありますよ。

 

脱皮を成功させる

敵の攻撃から身を守るために甲羅が頑丈なのですが、その甲羅に覆われたままだと体を大きくさせることができないんです。だから、硬い甲羅を外して、体内で新たに作られた、ひと回り大きな甲羅に着替えるという作業をするんです。

ザリガニの飼い方で難しいのが、この脱皮を成功させることです。とは言っても手伝うことはできません。充分に栄養を与えて、あとは見守ることが大事です。脱皮の直前と直後に、ザリガニに触れると、ハサミが変形したり、エラがはみ出たりします。残念なことに、そのまま死ぬこともあります。気をつけてくださいね。

 

冬の過ごし方

冬の間のザリガニの飼い方も、15度以上の水温があれば、普段と同じ飼育で大丈夫です。自然界で暮らしているザリガニは、泥穴や深い水底などで冬眠をします。同じように、室内での飼育でも冬眠させてあげることができます。

冬眠させる場合は、冬になる前に餌を充分に与えて、冬眠に向けての準備をします。注意する点は、水温があまり変化しないようにすること、送り込む空気の量を少なめにすること、あまりいじらないことです。水が凍るようなことがなければ、春には無事に冬眠から目覚めてくれますよ。

 

えさ

「ザリガニの餌」というのが販売されていますので、それを主食としてください。動物性の餌として、煮干し、魚の切り身、刺身、メダカなどの小魚、ミミズ、赤虫、タニシなどを与えるのもOKです。植物性の餌としては、ホームセンターなどで水草、ホウレンソウ、枯葉などを手に入れてくださいね。

ザリガニは雑食なので、基本的に何でも食べてしまいます。しかし、飼育下では、水が汚れないように管理が必要です。1回に与える量は、30分くらいで食べ切ってしまえる量にしましょう。2日に1回くらいのペースで大丈夫です。

餌が足りないと仲間を食べてしまう心配がありますので、よく観察して、餌の量を判断する必要があります。そこがザリガニの飼い方では、気を使うところですね。

 

ザリガニの捕まえ方

仕掛けを作って、ザリガニを捕まえてみましょう。はじめに、割り箸に50cmくらいに切った凧糸を結びます。次に、凧糸をたらす先の方に、餌として、するめやにぼしなどを結びつけましょう。つり具屋さんで売っている「ガン玉」というおもりをつけると、餌が沈みやすくなるし、コントロールしやすくなります。

小川など浅いところなら、水の中に入ってしまって、足や棒などで水をバシャバシャさせて、かまえた網に追い込んで捕まえる方法もあります。ザリガニが逃げようとして、後ろにジャンプしたところを捕まえましょう。なんなら、巣穴に手を入れて、直接ザリガニをつかみ取ってしまってもいいですよ。

 

いかがでしたでしょうか。

以上、ザリガニの飼い方豆知識・エサの種類や捕まえ方等を解説☆についてお伝えしました。ザリガニに魅力に惹かれた人たちは、金魚や熱帯魚以上の特別扱いですので、ザリガニの飼い方も真剣に取り組まれています。

アクアリウムを趣味とする人たちの中でも、ザリガニの人気は高まっています。ザリガニの飼い方への思いも、決して、ひと夏で終わることはありません。脱皮に成功したときの姿など、成長する姿を見るのは、他のペットとは違うものがあります。

一度、ペットショップに見に行ってみてくださいね。ホワイトザリガニ、オレンジザリガニ、フロリダブルー、ミステリークレイフィッシュなど、美しいザリガニがいます。神秘的な色に、きっと心が動いて、ザリガニを飼ってみたくなること間違いなしですよ。

 

まとめ

ザリガニの飼い方豆知識・エサの種類や捕まえ方等を解説☆

・水槽には、細かい砂と隠れ家が必要
・脱走に注意する
・脱皮の成功を見守る
・飼育でも、冬眠させることができる
・ザリガニは雑食で、何でも食べる
・ザリガニは、網に追い込んで捕まえることもできる


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