猫アレルギーって治せる?本気でどうにかする6つの克服法


猫好きなのに、猫アレルギーってつらいですよね。確かに、猫を手放せば症状に悩むこともなくなりますが、家族のように愛している猫を手放すことはできないのが心情です。

猫アレルギーは、目が赤くなって痒くなる、鼻水やクシャミや咳が出る、皮膚が赤くなって痒くなるという症状も耐え難いですが、ぜんそくの発作で命に関わることもあるのは事実です。

飼い始めてから、猫アレルギーであることがわかった人も、これから猫を飼いたいと思っている人も、愛情とともに、覚悟と責任を持って、猫ちゃんとの生活をまっとうするために、できる限りの対処方法を知っておきたいですよね。

そこで今回は、猫アレルギーって治せる?本気でどうにかする6つの克服法についてお伝えします。

 

猫アレルギーって治せる?
本気でどうにかする6つの克服法

 

猫の行動範囲を限定する

まずは、猫アレルギーを対処できることとしては、猫の行動範囲を限定することが挙げられます。家のあちこちに、アレルゲンをばらまかれないように、猫専用の生活圏を作る対処方法です。

例えば、寝室(人間の)にだけは猫を入れないようするという決まりを作ります。睡眠を取りやすい環境を確保して、人間のストレスを軽減することは大事です。ただし、猫の方にもストレスがたまらないように、猫とのコミュニケーションは定期的に取る必要があります。

 

アレルゲンを絶つ

アレルギーの原因となる物質のことをアレルゲンと言います。猫アレルギーのアレルゲンは、猫のフケ、毛、唾液、尿などに含まれます。なので、カーペットをビニールカーペットにしたり、カーテンは定期的に洗って取り替えるなどの工夫が必要です。

他にも、花粉症やアトピーの対策と同じように、(人間の)衣類や寝具など、アレルゲンが付着したものは、こまめに洗濯するなどをして、軽減することは不可欠です。猫を触ったあとは、手を洗うことは忘れないようにしましょう。

 

猫をお風呂に入れる

あくまでも、猫アレルギー対策として、猫をお風呂に入れるということを念頭に置いておいてください。基本的には、猫は濡れることを嫌がります。シャンプーをすることでアレルゲンを減らすのですが、1週間に2回くらいの入浴にとどめておく方がよいでしょう。

シャワーを使うと驚いて逃げてしまうので、洗面器よりも少し大きい桶などに、3分の1程の量で、30~35度くらいのぬるま湯に、そ~っと、入れてあげるようにしましょう。おもちゃで誘うのもいいかもしれませんね。

 

猫のブラッシング

猫の毛が、広範囲に、大量に、散らばることを防止するために、毛が抜け落ちる前にブラッシングで死毛を取り除いてあげるのも猫アレルギーの対策になります。便利なものとしては、死毛だけを取り除いてくれるペット専用のブラシや掃除機に装着して使うペット用のグルーミング ツールなどがあります。

ブラッシングするときは、マスクをつけることをおすすめします。用心に用心を重ねて.、手袋をはめるのも良策です。部屋に抜け落ちてしまった毛は、掃除機や粘着カーペットクリーナー(コロコロ)で徹底的に取り除きましょう。

 

空気清浄機

猫アレルギーの対策として、窓を開けての換気よりも、空気清浄機の導入を考慮してみてください。空気清浄機は、花粉症対策としては、すっかり定着していて、猫アレルギー対策もセールスコピーにされるくらいになりました。加湿できるタイプのものだとアレルゲンの軽減の効果が高いようです。

 

人間の食事療法

猫アレルギーの対策は、人間の体を健康にすることも忘れてはいけません。化学調味料や防腐剤を避けて、野菜中心の食生活をすることで、免疫力を高めることを心がけましょう。

アレルギー体質には、甘いものはよくないのですが、砂糖を暖かい地方で取れるものより、寒い地方のてんさい糖に変えてみてください。できるかぎり、体を冷やすものは避けましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

以上、猫アレルギーって治せる?本気でどうにかする6つの克服法についてお伝えしました。環境の改善、猫ちゃんへの対処、自身の健康管理など、対策と予防が主な方法となりますが、猫アレルギーを克服するための判断材料にしていただければ幸いです。

サプリメントや漢方薬に頼る方法もあります。また、猫アレルギーを治すために、医療に頼る方法として、海外で進められている免疫療法や新薬の開発にも目を向けたいところですが、現段階では、生活環境の改善に重点を置く方が一般的です。

そうは言っても、症状が治まらないようであれば、診断してもらうことは避けられません。猫ちゃんとの生活と自分自身の健康とのバランスをよく考えて、最善を尽くしましょう。

 

まとめ

猫アレルギーって治せる?本気でどうにかする6つの克服法

・アレルゲンをばらまかれないように、猫専用の生活圏を作る
・アレルゲンが付着するものは、定期的に洗う
・1週間に2回くらい、シャンプーをする
・猫の毛が抜け落ちる前にブラッシングをする
・加湿空気清浄機を導入する
・人間のアレルギー体質を改善する


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