難しい子猫の動画を上手に撮る7つの方法とは

YouTubeでも人気があるのがペットシリーズ。とくにやんちゃな仔猫の動画は大人気です。うちの仔猫の可愛さもぜひお披露目したい!と張り切って動画を撮る飼い主も多いでしょう。

しかし仔猫は寝子、と言われるぐらい寝ている時間が多く、逆に起きている時は走り回って動画を撮るのは結構大変。成猫に比べて上手に撮るのがとても難しいのです。

可愛い仔猫のベストショットを撮るタイミングや、観て感動する動画を撮るにはちょっとしたコツがあります。

今回は、難しい子猫の動画を上手に撮る7つの方法をご紹介しましょう。

 


難しい子猫の動画を上手に撮る
7つの方法とは

 

仔猫の目線の高さで撮影しよう

仔猫を撮影する場合、基本は「仔猫の目線の高さ」で撮影するのがポイントです。
小さな仔猫を撮影する場合にカメラマンの高さで撮影すると、どうしても見下げるように撮影することになります。そうするとせっかくの可愛い仔猫の表情や、表情豊かな目の動きなどがわからない、味気ない動画になってしまうのです。

仔猫の動画を撮る時は、しゃがんで、仔猫と同じ目線で撮影するか、仔猫の高さにカメラを固定しましょう。そうすればいきいきとした表情の画を撮影することができます。

 

アップで撮る時は空間のバランスに注意しよう

仔猫の顔をアップで撮影する時はバランスに注意しましょう。よく素人の方が撮影した動画を見て気になるのが、仔猫の頭の上にやたらと広い空間が出来ていることです。こうした画像は何となく「バランスの悪い画」になってしまいます。

仔猫をクローズアップして撮影する基本は、仔猫の大きさの5分の一程度の空間を開けた画にすることです。
そうするとアップの程度にもよりますが、落ち着いた見やすい動画になります。

 

全体の動画も撮影しよう

仔猫が何か演技やアクションをしているのであれば、顔のアップよりも全身を撮影した方が良いでしょう。

アップばかりだと何をしているのか、後で見たときに何だかよくわからないビデオ作品になってしまうことがあります。ついつい可愛い仕草をアップで撮りたくなってしまいますが、一歩引いて全体の動画も撮影しておきましょう。

 

太陽の位置に気をつけよう

日差しの強いよく晴れた日に仔猫を撮影するときは、太陽の位置に注意しましょう。
上方向から動画を撮ると、差し込む強い日差しで仔猫の顔に強い影ができてしまいます。そうするとせっかくの表情がちょっと怖い顔に映ることがあるのです。

そんな時は日陰に入って、仔猫の顔がフラットに明るくなるような位置に立って撮影するとよいでしょう。

プロが動画を撮影する時は、照明やレフ板などを使って影を抑えたり、日影でも照明や太陽光を効果的に当てるように工夫をしているのです。しかしできるだけ自然光のほうが動物は生き生きと撮影できます。

天気のよい日は動画日和だと考えて良いかもしれません。

 

背景に気をつけよう

仔猫の動画を撮る時は、背景にも注意しましょう。背後がきれいな風景ならベストですが、仔猫のことばかりに注意が行ってしまい、その背景がゴミ箱だったり、
汚い部屋が写り込んでいてはせっかくの動画が台無しです。

また、何もない単なる壁とか、殺伐とした殺風景な場所もつまらない画になってしまいます。

背景は結構重要です。観葉植物や素敵なクッションやソファー、小物にも気を配り、背景に注意して撮影してみてはいかがでしょうか。

 

窓を背景にしないようにしよう

室内で仔猫を撮影するときは、明るい日差しの差し込む窓を背景にするのはやめましょう。

「えっ、その方が明るく映るじゃない?」と思われるかもしれませんが、全く逆です。窓を背景に撮影すると、完全に「逆光」状態になってしまって、仔猫が真っ黒に映ってしまいます。

室内での動画は、日差しの差し込む窓を撮影者が背景にしましょう。仔猫が窓に向くような方向で撮影するのがベストです。

 

照明は統一しよう

室内で仔猫を撮影する場合、室内の明かりと窓からの太陽光が混ざっている場合は注意が必要です。

季節、時間帯によりますが、室内照明の光の色と太陽光の光の色が大きく異なる場合があるのです。特に白熱照明の場合はそれが顕著に現れます。

通常オート機能の家庭用ビデオカメラで撮影する場合、どちらの光の色に反応するかによって仔猫の顔色が青白くなってしまったり、逆に黄色っぽい色になってしまったりするのです。

動画撮影の場合、照明は統一して下さい。日中ならカーテンを閉めてしまうか、室内照明を消してしまうか、どちらかの光に統一してしまう方が良いでしょう。

 

いかがですか。仔猫の動画を撮るのは結構大変です。目線に合わせてカメラで行動を追っていくのは難しいですよね。

しかし猫の成長はあっという間です。生まれて1年でほぼ成猫の大きさに成長してしまうのです。愛らしいよたよたした歩き方、やんちゃな表情を楽しめる時間はごくごく限られているのです。

飼い主にとって猫は12~15年は共に暮らす大切な相棒です。限られた時間の中、可愛い仔猫時代にたっぷりと動画を撮っておくと、とても良い記念になるでしょう。

この7つの方法を参考にして、ぜひYouTubeのベストランキングに載るような素敵な動画に挑戦してくださいね。

 


まとめ


難しい子猫の動画を上手に撮る7つの方法とは

.仔猫の目線の高さで撮影しよう
.アップで撮る時は空間のバランスに注意しよう
.全体の動画も撮影しよう
.太陽の位置に気をつけよう
.背景に気をつけよう
.窓を背景にしないようにしよう
.照明は統一しよう


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