金魚の飼い方・初めてでも楽しくお世話できるポイント☆

金魚の飼い方でお悩みですか。金魚の飼い方は知られているようで意外と正しい飼い方を知っている人は少なかったりしますよね。その証拠に、夏祭りで子どもが持ち帰ってきた金魚が、あっという間に死んでしまったという話をよく耳にするのではないでしょうか。金魚は観賞魚の中でも最も身近な存在であるがために、簡単に飼えると考え、結果死なせてしまうことが多いようです。

そこで今日は、金魚の飼い方・初めてでも楽しくお世話できるポイント☆についてお伝えします。これで、子どもが金魚すくいをして突然、金魚を持ち帰ってきても金魚の飼い方で悩んだり、慌てなくて済みますよ。是非、お子さんと一緒に生き物を育てる楽しさや大変さを体験してみてください。きっと貴重な経験になるはずです。

 

金魚の飼い方・初めてでも
楽しくお世話できるポイント☆

 

金魚を水道水に入れるのはもっての他、必ずカルキ抜きをしましょう

子どもが夜店の金魚すくいで金魚を持ち帰ってきた、さあどうしよう、取りあえず洗面器などの容器に水道から水を入れ金魚を泳がせておこう。。これ、金魚の飼い方を知らない方が最もしがちな間違いです。日本の水道水は塩素で消毒されています。この塩素は人間にとっては無害でも金魚にとっては猛毒なのです。金魚の飼い方の説明でよく登場する「カルキ抜き」とは簡単にいうと塩素を除去することを意味します。

では、どのように水道水のカルキ抜きをすれば良いのでしょうか。最も簡単な方法は市販の中和剤(カルキ抜き剤)を使用する方法です。中和剤はペットショップだけでなく、ホームセンターでも手に入れることが出来ます。もう一つの方法は水道水をバケツなどに汲み置きして半日から1日ほど置いておいてカルキを抜く方法です。しかし、この方法はカルキが抜けるまで時間がかかってしまうのがネックです。

そこで、夜店の金魚すくい等で突然、家に金魚がやってきたけれど、家に中和剤もなく、中和剤を取り扱っているお店も閉まっている場合の応急処置的方法をご紹介します。それは、ビタミンC入りのキャンディーでカルキを中和する方法です。まず、金魚の体内浸透圧と同じ濃さ(約0.5%)の塩水を用意し、そこにビタミンCが入ったキャンディーを溶かします。キャンディーに含まれるビタミンCがカルキを中和してくれます。

しかし、この方法はあくまで応急処置的方法ですので、お店が開いたらなるべく早めに中和剤を購入し、カルキ抜きをした水に入れ替えてあげてくださいね。

 

金魚の飼い方で最も注意しなければならないことは餌の与え方です

金魚を飼っていて、一番楽しい時間は金魚に餌をあげる時間ではないでしょうか。水面で自分が与えた餌をパクパクと食べる姿は金魚と触れ合うことが出来る楽しい時間ですよね。しかし、金魚の飼い方で最も注意しなければならないことは餌の与え方なのです。

金魚に餌を与える場合の注意点は、環境が変わった時や体調が悪いときは餌を与えないことと、餌を与え過ぎないことです。金魚が食べきれないほどの餌を与えてしまうことは残った餌が水中に溶け、水を汚す原因になります。

環境が変わった場合も金魚が新しい環境に慣れるまでは餌を与えない方が金魚にとっては好ましい環境といえます。家に金魚を持ち帰ってきたら、新しい環境に慣れるまで3日間は餌を与えずに様子をみましょう。

 

金魚を飼うために必要なものを揃えましょう

金魚が我が家に突然やってきて、無事に一晩乗り越えることが出来たら翌日には以下のものを揃えてあげましょう。金魚を飼うのに必要なものは、中和剤、水槽、酸素ポンプ、濾過器、金魚の餌、底砂、すくいあみ、金魚が隠れられるものです。

金魚は成長すると意外と大きくなります。初めに準備する水槽としては45センチ程度のものが良いでしょう。また、プラスチックの水槽は時間が経つと曇ってしまうことが多いため、ガラス製の水槽の方がお勧めです。

 

水槽の水替えと小まめな世話が金魚を長生きさせる秘訣です

金魚が長生きするためには水質の安定が重要です。食べ残った餌やフンなどで汚れた水の中で金魚を飼育することは金魚の病気の原因になります。濾過器を使用している場合には1週間に1度、濾過器を使用していない場合は2~3日に1度は水替えをしましょう。

金魚を飼う初心者の方は水槽の水を全部交換する方法は負担が大きいですので、3分の1~半分ほどの水替えからはじめた方が負担が少なく始められるでしょう。また、餌を与えた後は残った餌をすくいあみで取り除いたり、金魚が病気になっていないか確認したり、日々、金魚に関心を持ち世話をしてあげることが金魚を長生きさせる秘訣です。

 

以上、金魚の飼い方・初めてでも楽しくお世話できるポイント☆についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

金魚の飼い方のポイントはカルキ抜きと餌の与え方、金魚にとって快適な水質を保つことのようです。金魚を飼うのに必要なものを揃えてしまえば、それほど難しくはなさそうですね。金魚は大事に育てれば10年以上長生きする子もいるのです。是非、大事に育ててあげてくださいね。

ここで金魚と仲良くなるワンポイントアドバイスとして、金魚に餌をあげる際には水槽を軽くトントンと指でたたいてからあげるとか、金魚の名前を呼んでからあげるなど決まり事をつくってからあげるようにしてみましょう。慣れてくると金魚が覚え、トントンとしたり名前を呼ぶだけで寄ってくるようになるかもしれませんよ。

 

まとめ

金魚の飼い方・初めてでも楽しくお世話できるポイント☆

・金魚を水道水に入れるのはもっての他、必ずカルキ抜きをした水を使用しましょう
・金魚の飼い方で最も注意しなければならないことは餌の与え方です。ポイントは環境が変わった時や体調が悪いときは餌を与えないことと、餌を与え過ぎないことです
・金魚を飼うために必要な中和剤、水槽、酸素ポンプ、濾過器、金魚の餌、底砂、すくいあみ、金魚が隠れられるものを揃えましょう
・水槽の水替えと小まめな世話が金魚を長生きさせる秘訣です


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