日々のつれづれをなぐさめるために、ペットを飼いたいと思っているあなた。本当は室内で小型犬を飼いたいけれども、仕事があるから毎日散歩に連れて行くのは大変だ。猫は手がかからずに可愛いけれども、日中、1匹で留守番させておくのも何ともかわいそうだし。2,3泊の出張だって頻繁にあるしな。それよりなにより今のマンションは動物禁止だっちゅうの。あ~、でも何か飼いたい。
そんなあなたにオススメなペットとは何かというと、それは爬虫類なのです。爬虫類って、あの、ヘビとかトカゲとか、カメ、ワニなんかのこと。そうなのです、今回は、その爬虫類のなかのヘビをペットに、ということで。あなたのお耳を拝借。
蛇をペットに考え中の人が知っておくべき
7つの注意点
ヘビをペットにする利点
ヘビは都会的なペットの代表といえます。その理由はまず、鳴かない吠えないこと。犬や猫と違って鳴きません。早朝の鳴き声やおねだりがないのでペットに生活をじゃまされることがありません。なので、ご近所からの苦情もないのです。また、糞尿のお世話もラク、毛や羽に悩まされることもなく、ケージのような飼育スペースだけで飼えるというところが利点です。つまりヘビは飼育しやすいペットであるといえるのです。
ペットにできるヘビは決まっている
日本のペットショップで購入できるヘビは、ペットにできるヘビなので、大丈夫ですが、一部には、飼ってはいけない種類もあるので注意が必要です。動物愛護法によって特定動物に指定されているヘビや、いわゆる毒蛇、個人が外国から持ち込んだヘビなどはペットにできないのはいうもでもありません。ペットにできるヘビは決まっているので、ペットショップで詳しくお尋ねくださいね。
ペット向きのヘビとは
では、飼育しやすいヘビとはどのようなヘビなのかというと。小型の飼育しやすいヘビの仲間たちがペットに適しているようです。代表はコーンスネークと呼ばれるヘビです。反対に大型で大蛇のイメージのあるヘビなども根強い人気があるようです。いずれにしてもおとなしくて観察にも適した美しいヘビが好まれるようですね。詳しくはペットショップで。
ヘビの飼育セットとは
実際に飼育するポイントは、ヘビの全長より少し小さめのケージが適しているようです。全長が100~150cmになる小型のヘビに対して、それより少し小さめのケージで大丈夫だとか。理由は、ヘビは常にとぐろを巻いてじっとしているから。小さめのケージで飼育できる点がペットにしやすいのかもしれませんね。脱走防止のためにふたがしっかり閉まるものがいいでしょう。
ヘビを飼育するとは
ケージのなかにはヒーター、水入れ、温度計、床材、給餌のためのピンセット、お好みでシェルターを。あとは、餌付け。これらはペットショップで購入できます。糞尿はこまめに取り替えるのが臭わないポイントになります。食べ残しのエサも臭いのもとになるので注意しましょう。でもヘビとはいえどもペットです。ペットには必ず個性が表れてきます。個性に合わせてお世話するのはいうまでもありません。
ヘビを脱走させない
ヘビは鳴かないので近所迷惑にはなりませんが、脱走することがあります。脱走してご近所中にヘビをペットにしていることが知れ渡ってしまうことがあります。よしんば脱走したとしても見つかればいいのですが、ペットの性格からすると、そのまま脱走生活を続けて見つからないということもあります。見つかっても見つからなくてもご近所迷惑になることはなはだしいペットの代表がヘビといえます。脱走にはくれぐれもご注意を。
ヘビを捨てない
ましてや、飽きたから、大きくなり過ぎたから、思ったほど可愛くなかったから、美しく育たなかったからなどなどの飼い主の勝手な事情で、捨てるのは絶対にやめましょう。
こんな狭いケージのなかじゃあかわいそうだよね。大きな自然のなかに帰してあげるね。なんていう思い込みももってのほか。第一、社会に迷惑がかかることこの上ない。万が一にも飼え切れなくなったら、ペットショップに相談が鉄則です。最後まで飼育し続けることです。
いかがでしたか。ヘビの魅力は伝わりましたでしょうか?
ヘビをペットにしてみたいと思ったあなたは、さっそく、ペットショップへ。もう少し、考えてみようと思ったあなたは、ネットでペットについて検索してみましょう。あなたにぴったりフィットするペットが必ず見つかるはずですから。
まとめ
蛇をペットに考え中の人が知っておくべき 7つの注意点
その1:ヘビをペットにする利点
その2:ペットにできるヘビは決まっている
その3:ペット向きのヘビとは
その4:ヘビの飼育セットとは
その5:ヘビを飼育するとは
その6:ヘビを脱走させない
その7: ヘビを捨てない