皆さんがこれからペットを飼うと決め『亀』を選ぶとします。さて、その亀の飼い方を考えるにあたりまずポイントになることがあります。
亀には色々なタイプがありますからまずはそれを選択しなければなりません。そのタイプの違いにより飼い方も全く違いますから一言では語り尽くせないというのが正直なところですよね。飼おうと思う亀のタイプを決めなければどんな準備をすれば良いのかは決められないはず。
そして、水のなかで生活する亀、陸で生活する亀と生活スタイルが全く違うのですから必要なものも環境も違うのは当たり前ですよね。
もちろん与える餌も、その与え方も違いますので注意が必要です。そこで今日はそんなタイプ別に違う亀の飼い方と餌の与え方についてお伝えします。
亀の飼い方と餌の与え方を
画像付きで解説☆
飼育環境
半水棲亀(アカミミガメ・クサガメ・イシガメ・ドロガメ・ニオイガメなど)には陸場と水場が必要なんですね。リクガメの飼育環境はこれとは全く違います。
水槽は大きさが重要
水槽の大きさは最低でも長辺が亀の甲羅の3倍の長さが必要といわれますが子亀は予想以上に成長スピードが早く1年で2倍以上の大きさになりますから注意してくださいね。
陸場は必須
半水棲亀の場合、陸場は亀が日光浴をして成長に必要なビタミンD3を作るためとカラダを乾かして皮膚病を予防するために必須です。
栄養バランスのとれた人工飼料・配合飼料
市販の亀専用の餌、人工飼料は必要な栄養も含まれ基本的に安価でコストパフォーマンスにも優れ初心者には安心です。子亀は毎日1回、成亀なら隔日くらいの頻度が適切です。
手から直接ではなくピンセット
亀保有のサルモネラ菌の問題や悪気がなくても飼い主さんの手を噛んでしまうこともありますので安全のためにピンセットを使用することや手洗いの徹底も大事です。
リクガメには野菜
リクガメの場合には配合飼料よりも野菜や野草が主なお食事です。
食の好みは様々
どの亀でも言えることですが食の好みにはとても個体差がありますから仲良くなりたければ好みを知って上手に利用して下さい。
いかがですか。上手な亀の飼い方と正しい餌の与え方をお伝えしました。是非参考にしてのんびり亀ライフをエンジョイしてくだい。
好きな亀のタイプが決まらないと言う場合には自分が陸タイプか水タイプか…どちらのタイプのお世話ならしやすいか、そんなことから考えてみるのも一案ですね。同じ亀の仲間であっても特徴が全く違うというのはむしろ面白みがある生き物といえるのではありませんか。
そんな『亀』の魅力にはまって両方のタイプを飼ってみるのも楽しいですよね。ただ最近ではお祭りなどでミドリガメをゲットしたは良いけれど残念なことに飽きてしまったりお世話の方法を勉強せずに飼いきれず自然界に放してしまってそれが野生化し生態系を崩すなんていう社会現象も問題視されているようですので一度家族に迎え入れたなら亀の飼い方をしっかり学んで、その一生には責任をもってあげて下さいね。