ペットゲージで飼育する時に注意してあげたい6つの事

ペットゲージで飼育する時に注意してあげたい6つの事

「ペットゲージで犬や猫を飼育するのはかわいそう」と言われることがよくあります。最近では室内で放して自由に行動させる飼い方が一般的になってきているため、「今さらゲージ飼いなんて」と思う人はすくなくないのかもしれません。

しかし、動物病院やペットホテルに宿泊させるときはどうしてもゲージの中で過ごすことになりますので、ペットゲージに慣れておくことは必要でしょう。また、室内での誤飲を含む事故を防ぐためにはペットゲージが欠かせません。

とはいえ、ペットゲージのような狭い環境に長時間いるのではペットの方でもストレスがたまるもの。ペットの心身の健康を守りつつゲージ飼いを成功させるにはどうしたら良いのか、事前に把握しておきましょう。

 


ペットゲージで飼育する時に
注意してあげたい6つの事

 

清潔に保つこと

ペットゲージでペットを飼うと言っても、ペットゲージの中にペットを入れておしまいではありません。ゲージの中でもペットが快適に過ごせるような工夫をしなければならないのです。

そしてそのためにはまずゲージ内を清潔に保たなければなりません。エサや抜け毛、フンなどが転がっていないか常に確認する、トイレや食器が汚れていたらすぐに掃除するなど気遣いが必要です。ペットは自分で掃除をすることはできませんので、飼い主である人間がこまめにしてあげましょう。

 

温度調節をしっかりすること

ペットゲージの中に入れられたペットは自力で外に出ることができません。中には非常に賢く、ゲージの鍵を自分で開けて出てきてしまうペットもいますが、たいていは中に閉じ込められたままどうやって脱出して良いかわかっていないでしょう。

そのため、ペットをペットゲージに入れているときの室内の温度には十分に気を配ってあげなければなりません。特に夏の暑さや冬の寒さには要注意です。下手をするとペットの命にも関わる問題ですので、冷暖房の温度などには常に注意するようにしてください。

 

おもちゃやおやつを入れて楽しく

一日の大半を眠って過ごす老齢の猫でない限り、ペットゲージに入れられたペットはストレスを感じてしまいます。ゲージ自体を嫌がるペットもいるでしょう。しかし、特に飼い主が留守中のペットの安全を考えるなら、やはりゲージに慣れさせる必要があります。

そこでおすすめなのは、ゲージの中におもちゃやおやつなどを入れておくこと。ゲージの中だとしても大好きなおもちゃがあれば遊んで気を紛らわせることができますし、太らない程度のおやつも喜ばれるでしょう。また、ベッドやトイレ、食事用の食器など生活必需品も必要です。

 

大き目のペットゲージがおすすめ

ペットをゲージ内で、しかしストレスをなるべくためずに飼育するなら、できるだけ大き目のペットゲージがおすすめ。1階と2階があり、ペットが自由に行き来できるような大きいペットゲージならペットのストレスをできるだけ軽減することができます。

1階に食事場所やトイレなど生活必需品を置き、2階にはおもちゃやベッドを置くという飼い方が一般的です。

 

たまには出してあげること

ペットゲージで飼育すると言っても、ゲージの中にペットを入れっぱなしにしておけば良いということはありません。性質上外に出せない金魚などとは違い、犬や猫のペットには外での定期的な運動も必要です。いくら大き目のゲージに入れているとしても運動不足になることには変わりがありません。

犬なら定期的な散歩、猫なら家の中を自由に散策する時間を設けてあげ、きちんと体を動かす機会を与えましょう。ゲージから外に出さないとストレスもたまるので、ペットのメンタルヘルスを考えるうえでも重要です。

 

スキンシップを取る時間も

ペットをゲージの中に入れている間はペットと触れ合う時間がなかなかありません。しかし、ペットを飼っている以上はスキンシップを取らなければ意味がありませんし、ペットの方でも愛情を感じられないでしょう。

ゲージ飼いとはいっても定期的に外に出してあげ、スキンシップを取って可愛がる時間が必要です。特にゲージに入れる直前に目いっぱい可愛がってあげれば、「ゲージ内で過ごすのも悪くはないんだな」と認識してくれます。

 

ペットをゲージで飼育する際の注意点6つ、いかがでしたか。

まずは何よりも清潔なペットゲージを常に用意してあげることが必要不可欠です。ペット自身の安全のためとはいえ、ゲージのような空間に閉じ込められていれば確実にストレスがたまります。そのゲージが汚ければさらに嫌な気分になってしまうでしょう。

また、ペットがゲージの中にいるときの温度調節をこまめにすること、広々とした動きの取りやすいゲージを用意してあげることも必要です。おもちゃやおやつなどを用意してあげればゲージに対する抵抗も少なくなります。

あとはたまにはペットゲージから出してあげ、運動やスキンシップをさせることです。せっかく家族として迎え入れたのですから、お互いにストレスのたまらない安全な飼い方を意識しましょう。

 


■まとめ■


ペットゲージでペットを飼うときにチェックしたい6つのポイントとは?

・ゲージを清潔に保つこと!
・温度調節をしっかりと
・おもちゃやおやつでゲージに慣れさせる
・広々とした動き回れるペットゲージがおすすめ
・たまには外に出して運動を
・スキンシップも大切


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