ハムスターの種類で知らなかっためずらしい子達

ハムスターの種類といったら、いろいろとありますけれども、ハムスターにくわしくない人だったら、どんな種類のハムスターがいるのか、ほとんど知らないでしょう。犬だったら、ビーグルとか、プードルとか、けっこう有名ですけれども、ハムスターの種類って、ハムスター好きでないと、あまりよく知らないものですよね。

けれども、ハムスターには、実にさまざまな種類があり、ハムスター好きの方でもなかなか知らないようなめずらしい種類のハムスターもたくさんいます。

ハムスターが大好きで、とにかく、ハムスターと一緒にいる時間が一番幸せというハムスター好きの方や、定番のハムスターだけじゃなくて、めずらしいハムスターを飼ってみたいという方のために、なかなか知られていない、めずらしいハムスターの種類をお伝えいたします。

 


ハムスターの種類で
知らなかっためずらしい子達

 

クロハラハムスター

原産は、ベルギーからヨーロッパ中部、シベリア西部、ルーマニア南部のあたりで、ヨーロッパハムスターとも呼ばれます。農地病害獣であると考えられていたため、毛皮を取るためによくとらえられていました。

最も大きいハムスターの種類だといえましょう。モルモットと同じくらいの大きさがありますが、モルモットと違い、後ろ足のみで立ち、前足で物を持ちます。そして、クロハラハムスターといわれるだけあって、お腹の部分が黒いです。

ペットとなってからは日が浅いので、気性がわりと荒いといわれています。また、力が大変強いため、ゲージを壊して脱走することもできますから、クロハラハムスターを飼うなら、しっかりとしたゲージを用意しましょう。

 

チャイニーズハムスター

モンゴルキヌゲネズミとも呼ばれます。かなり小柄なハムスターの種類で、原産地は、南シベリアから、中国北東部、朝鮮半島。モンゴルハムスターとも呼ばれます。

他のハムスターに比べて、尾が長く、ネズミのような身体つきをしています。人に慣れやすく、正確は穏やかなので、非常に飼いやすいハムスターの種類であるともいえます。ただし、アメリカ合衆国のいくつかの州では、害獣とみなされているため、そのような場所で飼育するときには、注意をしましょう。

 

ハイイロハムスター

ハムスターの種類としては、こちらも大変めずらしいです。別名を、タビキヌゲネズミ。原産地はアルメニアだということから、アルメニアンハムスターとも呼ばれます。背中の毛の色が灰色です。しっぽには毛がありません。気が小さくて、神経質と言う一面を持ち合わせています。

 

トリトンハムスター

中国の東部から、朝鮮、ウスリー川上流域に生息しています。寒さにはわりと強く、乾燥した環境にも適したハムスターで、実験動物としても使われてきました。愛らしく、慣れやすいため、ペットにするなら、なかなかおすすめのハムスターの種類といえます。

 

ブラントハムスター

日本ではあまりなじみのないハムスターの種類です。ゴールデンハムスターよりも少し大きく、胸の毛が黒色なのが特徴。人には、あまり慣れにくいでしょう。

 

ロシアンブルージャンガリアン

ロシアンブルーといえば、猫ちゃんの種類にありますが、ハムスターの種類の中にも最近、登場したようです。ロシアンブルージャンガリアンは、あの猫のロシアンブルーと同じブルーっぽい毛並をしていて、とてもきれいです。流行るかもしれません。

 

ダークブルージャンガリアン

こちらも、珍しい毛並をしています。青みがかかったダークグレーの毛並をしていて、こんなハムスターを飼育していたら、カッコイイと、ハムスター好きから、うらやましがられてしまうかも。

 

ホワイトロボロフスキー

全身が真っ白で雪のようにきれいな毛並をしています。真っ白なハムスターはとてもきれいで貴重です。ただ、ロボロフスキーハムスターは、臆病なため、なついてくれるということはないかもしれません。

 

いかがでしたか。ペットとしてハムスターを飼育することを考えているならば、はじめは、慣れやすく、親しみやすいハムスターの方がいいでしょう。人に慣れてくれる穏やかな性格のハムスターを選ぶべきです。珍しく、飼育が困難なハムスターを飼おうと思うのならば、ハムスターを飼育することに慣れてきてからにしましょう。

ペットとして有名なハムスターですが、縄張り意識が強いため、不用意に巣の中に手を差し出したりすると、噛みつかれる恐れがあります。

自分の巣は自分のキバで守る。そのように、ハムスターたちは思っているのですから、むやみやたらに、ハムスターのいるゲージに指をつっこまないようにしましょう。子どもを守る必要性からなのか、メスの方が、オスよりも、より気性が荒いといわれています。

ハムスターをペットにしたいと思うなら、ハムスターのことを一生懸命調べること。性格などもよくわかった上で、ペットにするハムスターの種類を選んでください。衝動買いをして、気性の荒い子を飼ってしまったりすると、飼育が大変になります。よくよく考えて、調べて、調べて、調べ上げたうえで、飼育をはじめてくださいね。

 


まとめ


めずらしいハムスターの種類とは

・ハムスターの中で最も大きいクロハラハムスター
・小柄なチャイニーズハムスター
・神経質なハイイロハムスター
・愛らしく慣れやすいトリトンハムスター
・人にあまり慣れにくいブラントハムスター
・ロシアンブルーの毛並を持つロシアンブルージャンガリアン
・ダークグレーの毛並のダークブルージャンガリアン
・雪のように真っ白なホワイトロボロフスキー


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