猫のイラストを描くときに気をつけたい3つのこと

猫のイラストを描くときに気をつけたい3つのこと

猫ブームの昨今、あらゆる所に猫の画像やイラストが溢れていますよね。猫好きさんにはたまらない時代です。猫に関するものなら画像もイラストもオブジェもみんな可愛いと思ってしまいます。猫の魅力は知り尽くしているはずなのにいざ自分で猫のイラスト描いてみようとチャレンジしてみると意外に難しいと感じた経験ありませんか?可愛い猫ちゃんやリアルな猫ちゃんなど…様々なタイプの猫ちゃん是非上手に描いてみたいな。

猫のイラストといえば私のお気に入りはやはりダヤン。我が家の住人である4匹の猫ちゃんの内1匹はダヤンそっくりの子で目茶苦茶カッコ可愛いのでたまに我が家のニャンコ達をイラストにしたりするのですがそれぞれタイプが違うので一苦労です。私も苦労している猫のイラストを描くときに気をつけたい3つのことについてお伝えします。



 


猫のイラストを描くときに
気をつけたい3つのこと

 


猫の描き方の基本


猫に限らず イラストを描くにはまず『輪郭』が必要です。漫画チックな可愛い猫をイメージして描くのなら顔の輪郭は『横長の丸』で描きます。次に耳を描き足します。顔の輪郭の丸の上に『三角』の耳をふたつ描くのですがこの時その二つの耳はちょっと距離をおいて描くのがポイントです。可愛らしさが違ってきますので色々なパターンで試してみて下さい。

次に目は小さい『丸』で描き、口は丸みを帯びた『W』を描けば猫のイラストは完成です。全てをごく単純なパーツで描くのがポイントです。目の位置や左右の間隔、耳を付ける位置や輪郭の形などで個性は出せるので色々なパターンで描いてみることをお勧めします。たったこれだけでも猫の柄などにもこだわってみれば多種多様な猫のイラストが描けますよ。

可愛い猫のイラストを描く時のポイントは輪郭に使う基本の丸は大福をイメージした形を意識するとキュートな猫になります。耳は小さめに描くとバランスがとりやすいのでイラスト初心者にはお勧めです。目の位置は極端に下に描くと幼い猫、子猫のイメージが強くなります。

また、ちょっと前に話題になった「へのへのもへじ猫」なら誰でも描けるのでお勧めです。結構バリエーションもあってどれも可愛いものばかり。ほかの方法で猫のイラストを描く場合、どうしてもバランスが取れていないと何となくヘンテコになってしまいがちですが、これなら誰が描いたって猫になってしまいます。

昔からある「へのへのもへじ」、あれはおそらく人の顔ですがそれをちょっとアレンジしただけでとてもキュートな猫のイラストに変身してしまうのですから実に不思議ですよ。描き方ですがまず「へのへの」の部分の「へ」はネコの耳になり「の」の部分は目になるのです。

ポイントは「へ」を大きめに書くこと。「も」の部分はしっぽになるので「へのへの」からちょっと離れたやや右斜めに少し寝かした感じで細長く描きます。次の「へ」がいわゆる猫背…背中になりますので耳の「へ」の右横から始まりしっぽの「も」に流れていくように描いていきます。

最後の「じ」は、顔の輪郭(りんかく)。左側の耳「へ」から目の「の の」を囲むように描きす。

また同じ「へのへのもへじ」で後ろ姿、ウィンクする招き猫などの猫のイラストも描けますので色々試してみて下さい。

 


シルエットを描く


どうしても猫のイラストを描くのは難しい、自分には向いてないんだなどと感じてしまう人はシルエットだけを描いて表現してみることにチャレンジしてみて下さい。顔の表情や身体の細かい部分など気にする必要がないので全体のバランスだけちょっと気にしてみるだけです。

座った猫・歩いている猫などが特に描きやすいですね。猫の全身のシルエットを縁取るようにざっくりと線を引き中を黒く塗りつぶせばおしゃれな黒猫が出来あがってしまうのです。ポイントは少しリアルでスリムに描き長くスラーッとのびたしっぽも付けて下さい。

猫がちょこんと座っているシルエットなら少し細めの洋なしに耳としっぽをつけるイメージで描くとたちまち黒猫が出来上がりますのでお試しください。さらに目だけを黄色の差し色をするとキリッとした顔立ちの猫にもなります。またシルエットだけではシンプル過ぎて淋しいと思われるのなら背景に凝ってみたり小物を付け加えたりするとたちまち楽しくなってきますよ。

 


猫の細部まで描き込むイラストの描き方


上の二つの手法を活かしてもっとデリケートなタッチで猫のイラストを描いてみます。まずは猫の全身のおおまかな形をとってみて下さい。お行儀よく座った猫は比較的描きやすいと思います。鉛筆を使い顔とボディ、しっぽ、前足、両耳など全体的なシルエットを丸や楕円、三角などごくシンプルな形の組み合わせをつかって描いてみて下さい。

全身のバランスが取れたらさっそく顔のパーツから描いていきます。まず顔の中心を決めます。額とあごの中心を縦に結び、両目の位置を横に結ぶと顔の中に十字に線がひけましたね。最初に決めた顔の中心点でその縦横2本の線が重なる様に意識するとバランスがとれるはずです。両目を結ぶ横線上に左右の目頭にあたる部分の印をつけるとざっくりとではありますが表情のイメージが湧いてくると思います。

顔の表情の決め手となる目を描いていきます。目頭の印をつけた位置から少し上がり目を意識しなが目じりの位置をきめて目を描きます。左右のバランスを取りながら目尻の位置を合わせていきます。瞳を描き込みます。猫のイラストのポイントはなんといってもこの『目』ですからイメージ通りの目になるようにお気に入りのイラストなどをお手本にして描いてみて下さい。案外この段階で猫のイラストはほぼ完成と考えても良い位です。

次は被毛の流れを意識しながらボディを描いてみます。どのような模様にするかはお好みですが鉛筆を使って丁寧に一本一本被毛を描き込むイメージで描いていくと比較的良い仕上がりになります。まずは白い部分と黒い部分のある2色模様がお勧めです。光の部分、影になる部分は塗り重ね具合で少し差を出してみるのがポイントです。立体的に仕上がりますよ。

ここでテクニックを使います。猫の被毛の柔らかい感じやモフモフ感を出すために『ぼかし』のテクニックを使ってみて下さい。『ぼかし』とは鉛筆で描いた線をティッシュペーパーを使ってこすりながらぼかしてなじませていく手法です。これひとつでグッと質感が出てきますので是非お試しください。

ティッシュペーパーは4分の1位にちぎって丸めた物を使い鉛筆の線が見えなくなって絵具で塗った様な感じになるのを実感しつつ丁寧にこすってみて下さい。光や影になる様せんの重なり具合を変えた部分の濃淡が馴染んで自然になり深みがでます。白い部分と黒い部分の境目も軽くこすって色を馴染ませ白い部分にもうっすらと色付けすると一気に立体感がでてきます。慣れない内は人差し指にティッシュを巻いてぼかしてみると感覚が掴みやすいかも知れません。

全体の毛並みが整ったら目の仕上げをします。瞳の内側の部分を鉛筆で塗りつぶします。鉛筆で塗る部分と綿棒などを使ってこすってぼかす部分をつくるとそのコントラストで立体感が出ます。瞳の中に消しゴムでハイライト(光)を入れると目の表情が生き生きしてきますのでお試しください。白目の部分も消しゴムで消し白を浮き立たせるとグッと印象的な猫目になります。

被毛の色のコントラストを出すのにも消しゴムは重宝します。白い毛の部分に消しゴムを使い更にフワフワモフモフ感を出していきます。細かい部分の雰囲気も出したいので予め消しゴムはカッターナイフなどを使って鋭い角を作ると便利です。顔の部分や耳、胸、しっぽの先、前足の先など白い被毛の部分を消しゴムで毛の流れを考えながら内側から外側に弾くように消していきます。

体の立体感も出したいので黒い被毛の部分に消しゴムを使い白い被毛を一本一本埋め込んでいくように消していきます。この時のポイントは黒い被毛に光が当たって輝いているようなイメージで所々消していきます。この時にも毛の流れを意識するのが大切です。立体感を出すという意味では影になっている部分もとても重要で影になる部分は綿棒でこすって更にまんべんなく色を濃くすると効果的です。

ひたいや背中、しっぽ、胸などを消しゴムで消したり鉛筆を使い一本一本黒い毛を描き足したりして細かい部分の修正を加えていくと更に立体感が出ます。まぶたやまゆにあたる部分は綿棒でこすって濃くして目の周りの印象を強めます。

いよいよリアルな被毛の質感と魅力的な瞳の猫のイラストも完成に近づきました。いよいよ最後の仕上げに入ります。消しゴムを使ってひげを描きます。と言うよりひげになる部分を消しゴムで消して白いひげの影になる部分を鉛筆でサッと描きます。

ティッシュを使った『ぼかし』や消しゴムを使った『ハイライト』、鉛筆と消しゴムを駆使して色のコントラストをつけるなどリアルな質感をだすため様々なテクニックを使い丁寧に描き込むのがポイントです。

 

いかがですか。以上が猫のイラストを描くときに気をつけたい3つのことです。基本的にはねこのイラストだけでなく何かをイラストで表現したいのなら単純明快が一番です。特徴さえおさえていれば一筆書きだって良いくらいです。しかしその特徴をとらえるというのが実はとてもむずかしいですよね。

1にも2にもまずは猫を心から好きになることとじっくり観察すること。それだけです。そしてあれもこれも表現しようとするのではなくポイントをひとつにしぼること。猫の耳が好きなら耳に、目が好きなら目に、しっぽが好きならしっぽに焦点をあてて描いてみることです。

猫のイラストがうまく描けるととても楽しくなります。上手に描けるようになるといいですね。

 


まとめ


猫のイラストを描くときに気をつけたい3つのこと

・猫の描き方の基本とへのへのもへじ
・シルエットを描く
・猫の細部まで描き込むイラストの描き方