あなたのペットライフを更に楽しむために必要な考え方とは

犬、猫、うさぎなどと暮らすペットライフは、本当に楽しいもの。その素晴らしいペットライフを、もっと充実させ、豊かなものにしたいと思うのは、ペットと共に暮らす人なら、当たり前に願うことだと思います。ですが、口で言うのは簡単ですが、実際、ペットとの暮らしをより良くするためには、何が必要なのでしょうか。それは、場所やお金などの物理的なものばかりではありません。飼い主本人の考え方も、ペットライフを良くするために大切なものなのです。

でも、そんなことは、人に教わるようなものではない……とお思いの方もいるでしょう。今回は、そんな人のために、ペットライフを楽しく、そして有意義なものにするために必要なことを、考え方という部分に重点を置き、お伝えします。

 


あなたのペットライフを更に楽しむために
必要な考え方とは

 

ペットは「家族」だと思おう

ペット=愛玩動物という意味ですが、実際に動物を飼う際に、ただの愛玩、おもちゃを購入するような気持ちでいてはいけません。一度「この子」と決め、自宅に招き入れた時点で、その動物はあなたの家族の一員です。

お父さんやお母さん、もしくは兄弟やわが子と同列に扱うくらいの覚悟を持つようにして下さい。それくらいペットを大切にして初めて、素晴らしいペットライフを送ることができるのだということを、まず知っておきましょう。ペットを飼うことは、家族が増えるのだという認識を持つように、主となる飼い主のあなたを始め、他の家族にも言い聞かせて下さい。

 

かわいがるだけではいけない

犬も猫も、うさぎもモルモットも、恐らくみんな、「かわいい!」という気持ちから飼い始め、ペットライフをスタートさせるものと思います。ですが、動機はどうあれ、いざ飼い始めたら、かわいがるだけではいけません。

しっかりしつけをしなければいけませんし、ダメなことはダメと強く止められる厳しさも必要です。しつけは人と動物が共存するペットライフに欠かせないものですし、好き放題やらせては却ってペットに危険が及ぶ場合もあるからです。ですから、あなたがどんなに動物に優しい人でも、時には厳しさを見せる覚悟を持つようにしましょう。

ペットの愛くるしい容姿に負け、甘やかしては、そのペットのためになりません。

 

周囲の人間に迷惑をかけないようにしよう

ペットを飼うには、周囲の協力や理解が必要です。ですが、あまりにペットを優先しすぎて、周囲を蔑ろにするようではいけません。例えば、迷い猫や犬などを保護したからと、ペットを飼えないお部屋に連れ込んだりしないようにしましょう。

もちろん、ペット可のお部屋でも、無駄吠えや共用スペースでの糞尿は厳禁です。また、噛んだり引っかいたりなど、他人に危害を加えるような飼い方もいけません。

世の中には動物嫌いやアレルギーの人も少なくありませんので、マナーを守ったペットライフを心がけるようにするべきなのです。

 

お金を惜しまないようにしよう

ペットライフを始めるにあたり、多くの人が頭を悩ませるのが、恐らく想定外にお金がかかるということでしょう。フードや環境を整えるためのグッズ購入を始め、予防接種や不意の病気の時の医療費、またはペット保険の保険料など、かかるお金を書き出せばきりがありません。ですがこれは、ペットライフで欠かせない生活費の一部のため、お金が無いからとケチることはおすすめできません。

つまり、ペットに十分なことをしてあげるお金が用意できないのなら、最初からペットを飼い始めるべきではないとも言えるでしょう。もちろん、飼った後に金銭的な余裕が無くなることもあると思いますので、その場合は、知恵を絞ってお金をかけずにペットライフを全うできる方法を考えましょう。

 

途中で投げ出さない覚悟を持とう

ペットは、どれだけ小さくても、どれだけ安価で手に入れたとしても、一匹につき一つの命が宿っています。ですから、飼えなくなったからとどこかに捨てたり、保健所行きにするなんてことは、絶対にあってはいけないのです。

ペットの寿命は動物によりけりですが、犬や猫の場合で15年前後は生きられるはずです。つまり、子猫や子犬のうちから飼えば10年以上の付き合いになるのは容易に想像が付くのですから、飼い始める前に、それだけの期間をちゃんと一緒に過ごす覚悟を持ちましょう。もちろん、予定外のことが発生する場合もありますが、それでも、命を捨てるような行為をせず、ちゃんと引き取り手を見つけられる手段を探してあげて下さい。

 

いかがでしたか。楽しいペットライフを送るにあたって、覚えておきたい考え方などについて、ご説明しました。ここでお話ししたことを総合的に言うと、より良いペットライフを送るために必要なこととは、ペットを飼い主と同等に大切に扱うということ、そしてペットを人間以上の位置付けに置いてはいけないということです。

どんな動物も、好きで飼い始めた人にとってはかわいくてならないものですが、甘やかしたり、過保護にするようでは、ペットを飼う資格はありません。また逆に、飼い始めたはいいけれど、飽きて興味を失うようでも、ダメということです。

つまり、楽しいペットライフは、あなた自身のペットとの向き合い方にかかっていると言っても過言では無いと言えるのです。

 


まとめ


あなたのペットライフを更に楽しむために必要な考え方とは

・ペットは「家族」だと思おう
・かわいがるだけではいけない
・周囲の人間に迷惑をかけないようにしよう
・お金を惜しまないようにしよう
・途中で投げ出さない覚悟を持とう


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