ザリガニの飼い方☆快適に生活させてあげられる7つの管理

池の用水路などでザリガニ釣りをしたことがある人は多いでしょう。昔からザリガニ釣りは子供の遊びとしてよく行われています。釣れたザリガニをバケツに入れて持って帰ることもあります。ザリガニの飼い方はどうしたらいいのか考えてしまいますね。ザリガニはオスだけとか、メスだけを水槽に入れておくと喧嘩をします。

そして、ザリガニは水槽にたくさん入れておくと共食いする可能性が高いです。オスとメスを入れて置けば、産卵するかもしれません。オスとメスを見分ける方法は、オスは腹側に白い生殖器があります。成長したザリガニなら、ハサミの大きさがオスの方がはるかに大きくなります。

ザリガニの飼い方は比較的簡単なので、子供にも生き物の観察をさせることができます。また、ザリガニは雑食性なので、人間の食べる物は何でも食べられます。もちろんザリガニ用の餌も売っているので、それをあげるのが良いでしょう。そこで今回は、ザリガニの飼い方と、快適に生活させてあげられる管理の仕方をお伝えします。

 

ザリガニの飼い方☆
快適に生活させてあげられる7つの管理

 

水槽は大きめの物を用意しよう

ザリガニの飼い方としてまず用意する物は、ガラスの水槽です。プラスチックの飼育ケースでもザリガニを飼えますが、1年程で色が白くなって中が見えなくなります。小さい30㎝くらいの水槽でザリガニのペアを1組、60㎝だとペアを2組か多くても3組まで飼えます。これ以上ザリガニの数が多いと共食いします。

これでも共食いする時はすると覚悟しておきましょう。できれば45㎝くらいの水槽でペアを1組入れるくらいのゆとりがあった方が良いでしょう。ザリガニの飼い方で、ザリガニの入れすぎは良くないということを覚えておきましょう。

 

ろ過フィルターとエアポンプを用意しよう

ザリガニの飼い方で考えることは、簡単に水を浅くするか、本格的に深くするかを考えましょう。水を多く入れて水中で飼育する場合は、ろ過フィルターとエアポンプが必要です。ザリガニはエラで呼吸するのですが、水深の深い所だと、呼吸するのに酸素濃度が足りないと酸欠を起こします。

水深を浅くしてエアフィルターを使わずに飼育したい場合は、水槽に石や流木を入れましょう。石や流木を入れておくと、ザリガニは体を出して呼吸ができます。ザリガニの飼い方では、ザリガニの呼吸がしやすい方法を考えてあげましょう。

 

隠れ家を配置しよう

ザリガニの飼い方で大事なことは、ザリガニは共食いしやすいので隠れ家を水槽に置くことです。割った茶碗などでもいいのですが、安くて便利なのは塩ビ管です。ホームセンターで売っている、プラスチックのパイプ管のことです。

飼育するザリガニの数だけ用意して水槽の中に入れましょう。できれば、ザリガニの数より多めの方がより良いです。ザリガニの飼い方では、共食いから逃げられるように隠れ家を置くことを忘れないようにしましょう。

 

餌はバランスよく与えよう

ザリガニの飼い方を考える時に、餌はどうしたら良いのか悩みますね。ザリガニは雑食で、肉・魚系も野菜などの植物系も両方食べます。肉・魚系は、煮干し、さきいか、あたりめ、刺身などで、植物系は、水草、ほうれん草、レタスなどの野菜を食べます。

ザリガニの飼い方で長生きさせる為には、肉・魚系と植物系を両方あげた方が長生きします。そして、栄養バランスが崩れると共食いを始めます。ザリガニ専用の餌も売られているので、これは栄養バランスも取れていて楽だと言えます。

 

脱皮の為に底に砂を入れよう

ザリガニの飼い方では、飼育する水槽の中に入れる砂のことも考えなければなりません。ザリガニは自然界では水底が泥の所に住んでいますが、家で再現するのは難しいです。金魚用に売っている砂利で、一番目の細かい砂を水槽の底に入れてあげましょう。

掃除のことを考えると、少し大きめの砂利を入れたくなりますが、これはザリガニにとって良くありません。ザリガニは脱皮を繰り返しますが、その時に砂が必要になります。

脱皮した時、触角の根元にハサミを使って、自分で砂を入れます。こうすることで、ザリガニは平衡感覚を調整しています。ザリガニの飼い方で大切なことなので、細かい砂を用意してあげましょう。

 

非常食用に流木を入れよう

ザリガニの飼い方として、水槽の中に流木を入れておくことをお勧めします。これがザリガニの非常食にもなるので、入れておくと安心です。その他にも水草も隠れる場所にもなりますし、餌にもなります。ザリガニは餌が少ないとお腹が空いて共食いする動物です。

水の量が多い場合は、メダカやタニシも入れておくと、ザリガニの食べ残しの餌を食べてくれます。また、ザリガニが空腹になったら食料の役割も果たしてくれます。ザリガニの飼い方を考える時は、非常食も水槽の中に入れておく必要があることを考えておきましょう。

 

水槽の水はカルキ抜きをしよう

ザリガニの飼い方で、水はどうしたら良いのかいろいろな意見があります。水道水を一昼夜汲み置きしておけば、カルキが抜けて水温も水槽にちょうど良い温度になるのでいいという意見もあります。

また、水道水にカルキ抜きの薬剤を入れた方がいいという人もいます。水道水だけでザリガニを飼っていても、それで弱ったり死んだりはしていないという人もいます。それと、ザリガニは脱走をよくするので、水槽に蓋をしましょう。ザリガニの飼い方で、水槽の水はいろいろ試してみて自分のやりやすい方法で選んでみて下さい。

 

いかがでしたでしょうか。

ザリガニの飼い方と、快適に生活させてあげられる管理法を紹介しました。オスとメスを入れておくと、上手くいくと産卵を見ることができるかもしれません。子供にもザリガニは身近な生き物なので、世話をしやすいと言えるでしょう。水替えはろ過装置があっても、1週間に1回、1/2の量は替えてあげましょう。

餌の食べ残しなどで水が汚れやすいからです。それとザリガニの子供が生まれたら、餌は細かく砕いて与え、密度が高くならないように飼育容器の数を増やしましょう。ザリガニの子供は年に7~8回脱皮して大きく育ちます。

また、ザリガニのオスとメスを飼っていても、なかなか卵を産まないこともあります。アメリカザリガニの場合、繁殖できる状態とできない状態が脱皮ごとに交互に訪れる為です。メスが繁殖できる状態でも、オスができない状態であれば卵は産まれません。

春の脱皮でリセットされることが多いので、気長に待ってみましょう。ザリガニも命のある生き物ですから、大切に飼って、快適に過ごさせてあげましょう。

 

まとめ

ザリガニの飼い方と、快適に生活させてあげられる管理法は

・水槽は30㎝くらいでペア1組、60㎝くらいでペア2組くらいしか入れられないので、大きめを用意しましょう
・ザリガニを飼う時は、水を深くする時はろ過フィルターとエアポンプを用意しましょう
・ザリガニは共食いしやすいので、ザリガニの数だけ隠れ家を配置しましょう
・餌は肉・魚系と植物系とバランス良く与えましょう
・脱皮の為に、水槽の底に砂を入れましょう
・ザリガニの非常食用に、流木や水草を入れておきましょう
・水槽の水は、できればカルキ抜きの薬剤を入れましょう


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