猫のトイレのしつけ方!絶対成功する7つのポイント

猫のトイレのしつけ方!絶対成功する7つのポイント

猫を初めて飼ってみると、その可愛らしい鳴き声や振舞いに我を忘れます。気が付けば準備したトイレ以外の場所に、尿や糞の粗相をしていました。また、母猫から乳離れした子猫も同様の有様になります。

いずれもトイレの場所が分からずに粗相しました。猫のトイレのしつけ方は、その原因を探り前向きに対処することで成功できます。そのために飼い主は猫がトイレのしつけを習得するまでは気は抜けません。

そして、飼い主は猫のそれと思われるトイレサインを見逃さないことが、まず始めにやるべきことになります。猫のトイレのしつけ方は幾通りもあるかも知れません。ここではその一端を、ご紹介します。

 


猫のトイレのしつけ方!
絶対成功する7つのポイント

 

トイレサインを見逃さないようにしよう

猫のDNAの遺伝子情報の継承と発現では、砂場に尿や糞をするようにプログラムされています。トイレの猫砂で用を足すことは必然になります。そのために一度でもトイレを経験すればよいことになります。

一方、猫のトイレサインは、寝起きの後や食餌の後によく見られる素振りで、トイレに行きたいときに表す特徴的なポーズです。床を爪でかき、床の匂いを嗅ぐことや、お尻をムズムズさせることなどです。

すぐにそれと分かる仕草をします。トイレサインを見つけたら速やかに、猫を抱き上げたりして猫トイレや適当なポイントに連れていき用をさせます。ここでは、トイレサインを見落とさないことがポイントになります。

 

粗相した場所への立ち入れを制限しよう

猫は室内で飼うのがベストです。お出かけする猫は隣家の庭に尿や糞をします。公共の場では大勢に迷惑をかけます。他猫との喧嘩による外傷、蚤や寄生虫、猫エイズなどの病原菌をもらう恐れも高まります。

一方、猫がトイレ粗相した場所は、尿や糞の匂いが浸み込んでいます。猫はそこをトイレだと誤認識しているかもしれません。そこで、その場を閉鎖します。猫が嫌いなアルミホイルや粘着テープなどをします。

猫を立ち入らせないことです。猫がトイレの場所を探しあぐねていたら、そっと抱き上げて誘導してあげます。その際は、トイレ粗相をしたことを、決して叱らないことがトイレのしつけ方のポイントになります。

 

別のタイプのトイレに替えてみよう

猫の身になって考えるよいトイレは、清潔感があることです。換気も大切になります。そして、他猫や人の目を気にしての用足しを嫌います。更に、猫はトイレの設置場所は広く大きめのトイレを好みます。

猫は大きな音を嫌いです。洗濯機などのそばや人の出入りが激しい場所などを嫌います。一方、猫にも好き嫌いがあります。トイレを粗相する原因は、現在のトイレに違和感を覚えているのかもしれません。

そこで、トイレの設置場所を移動したり、トイレを別のタイプに替えてみたり、トイレの色彩を変えてみたりしてみます。その結果、猫がトイレを粗相するかどうかをチェックすることがポイントになります。

 

トイレの数を増やしてみよう

猫トイレの種類は幾つかあります。一般的なシンプルなものは箱型で底が浅く四角や長方形のものです。このタイプではヘリが低いために猫砂が外にこぼれます。また、ドーム型ではトイレを覆うカバーがあります。

そのために猫砂は外にこぼれません。更に、砂落とし型では特殊な猫砂を用い尿を吸収して、スノコ状トレイから下に落として溜まります。一方、トイレのしつけでは、多頭飼いの場合に見られます。

一つのトイレを他の猫と使うことに嫌悪感を抱いて、粗相をしてしまう猫がいます。そこでトイレの数を少なくとも一つ増やしてみます。そして、トイレの粗相の頻度を観察していくことがポイントになります。

 

トイレを清潔に保ってみよう

1日に猫が何回トイレに行ったのか、また、尿や糞はどの程度かを把握することは大切なことです。尿量や糞の状態から猫の健康状態が分かります。尿や糞臭を観察することで腸の健康状態が推察できます。

一方、トイレのしつけでは、トイレを清潔に保つことが大切です。猫は清潔好きです。猫砂の汚れがあったり、トイレ本体の汚れが目立ったりすることで、汚れたトイレを嫌がって他の場所で粗相してしまいます。

そこで、猫砂が尿で固まった塊は放置せずに取り除いていきます。また、トイレ本体の汚れたシミの除去は、猫が嫌う匂いのある洗浄剤や石鹸などは使用せずに、水洗だけで処理していくのがポイントになります。

 

猫砂の種類を変えてみよう

飼い主の意向で猫砂を選定するときは、用済み猫砂の処理方法を考えてのことです。水洗トイレに流したい場合、パルプやオカラなどを原料にした猫砂です。可燃ゴミで捨てたい場合、パルプ、オカラ、茶ガラ。

コーヒー豆の出がらしなどの猫砂です。土に戻した場合、ゼオライト、木屑などを用いた猫砂です。更に、不燃ゴミに出して捨てたい場合、ゼオライト、シリカゲル、ベントナイトを用いた猫砂になります。

再利用の場合、ゼオライト、木粉などで用を済ませたものを洗浄して再利用します。一方、トイレのしつけでは、猫砂の粒子の大小や材質を変えて、猫の嫌悪感を解消する方法を探ることがポイントになります。

 

無用なストレスを無くしてみよう

猫は真似ることが上手な動物です。母猫や先住猫がいる場合は、見ヨウ見マネでトイレしつけは何も教えなくても上手に出来ます。けれども、初めて子猫を飼う場合では教えてくれる先輩猫がいないのです。

トイレしつけは飼い主が教えます。一方、トイレしつけでは、猫の強いストレスが粗相を引き起こします。多頭飼いの場合には、他猫とのいがみ合いや喧嘩による強いストレスが、粗相の要因になります。

そこで、ストレスの原因を取り除く処置として、隣の家の猫や仲間内の猫と引き離してやる処置をすることが大切になります。そして、トイレを安心して使える状態を確保していくことがポイントになります。

 

いかがでしたか。猫の一生は子猫から成猫になり、やがて老猫になり看取りを迎えます。トイレの粗相は子猫と老猫に多く見られることなのかも知れません。老猫では踏ん張りが利かず咄嗟のときに粗相します。

痴呆になればトイレを忘却します。飼い主としては頭の痛い問題です。しかし、叱ることはストレスを与えます。猫に悪気はないのです。猫のトイレのしつけ方は、個体別に取り組むのが正解かもしれません。

あなたに絶対成功すると宣言しました。しかし、絶対などこの世に存在しません。けれども、トイレのしつけ方の7つのポイントを確実に押さえていれば、トイレの粗相は現状よりは限りなく減らせていけます。

あなたの飼っている猫のトイレをこの項をきっかけで少しでも改善されると嬉しいです。

 


まとめ


猫のトイレのしつけ方!絶対成功する7つのポイント

・トイレサインを見たら素早く誘導していこう
・粗相の現場の匂いを嗅がせないようにしていこう
・使い易いトイレ猫自身にを探させていこう
・自分用のトイレを猫自身に探させていこう
・清潔なトイレにして気に入ってもらおう
・気に入いった猫砂を猫自身に探させていこう
・強いストレスから守ってやる工夫をしていこう


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