猫のケージ飼いをお薦めしないその7つの理由とは

猫のケージ飼いをお薦めしないその7つの理由とは
皆さんは猫飼われていますか、どのような猫ちゃんなのでしょうか、そして、猫の事をきちんと理解して飼っていますか。

猫は基本的に自由な生き物ですから、行動を制限されると時にはストレスになってしまう事も多々あります。とはいえ現代の住宅事情では家の中でも猫を放し飼いにするのはちょっと難しい事でしょう。だから猫をケージに入れて飼っても大丈夫かなぁなんて考えている方もきっといらっしゃいますよね。

そこで今日は、これから猫を飼いたいと思っている人や、今現在猫をケージに入れて飼っている方のに知ってほしい事。猫のケージ飼いをお薦めしない様々な理由についてお伝えします。しっかり読んでぜひ皆さんの猫ライフの参考にしてください。ではご覧ください。

 


猫のケージ飼いをお薦めしない
その7つの理由とは

 

猫は縄張りを持つ生き物。

猫はオスとメスで生き方が全然違います。また飼い主さんの方針によっても大きく一生が左右されることでしょう。皆さんのうち猫はケージで飼われていますか?

オス猫の話をするとオス猫は自分のテリトリーを持ちます。その縄張りを一日2回周りオシッコをかけて自分の縄張りを主張します。この行動をマーキングと言います。

猫を室内で飼われている方はこの行動は非常に迷惑です。ですから遊ぶ時以外はケージの中に閉じ込めておく事が多いのではないでしょうか?しかしこれは猫の本能からすると外れた行動です。

猫は(特にオス猫は)マーキングをするものなのです。これに逆らうと言う事は自然の流れに逆らうと言う事ですので良くありません。もしうち猫がそのような行動をしたらやさしく叱ってあげるのが一番いいです。

 

猫は決まった場所を自分で探す。

猫は自分の留まる場所お気に入りの場所を見つけます。ケージの中がお気に入りと言う猫はまれでしょう。皆さんのうち猫はどこでいつもくつろいでいますか?

いろいろな猫ちゃんによっても変わりますが、テレビの上やベットの上など比較的高く登れる場所を好みます。これは猫の本能で高いところで休む事によって外敵から身を守る為だと言われています。

高いところにあるケージは見たことありません。ケージで飼うと常に外敵に怯える状態を作り出す事になります。これは猫にとってマイナスな事だらけです。

 

猫にケージと言う空間は苦痛。

皆さんのうち猫はケージの中で何をしていますか?おそらくケージの中にトイレなど置いていませんか?猫にとってはこれもマイナスです。

猫は躾をちゃんとするとオス猫のマーキング以外は決まった所でトイレをします。トイレのある場所はくつろぐ事が出来るかと言えばそれは出来ません。ですから猫にとってケージの中は苦痛の空間でしかないのです。

ケージで飼う場合はケージを常に開けておきトイレをそこでさせる事だけ躾をするといいでしょう。こうなるとケージそのものは意味を成さない物と化します。おそらくほぼ一日の中でケージで過ごす時間は無くなるでしょうね。

 

猫は失敗を覚える生き物。

猫は好奇心旺盛です。特に1歳になるまでは色々な失敗をします。よくあるのが屋根に登って降りられなくなったなんて事です。

うちの猫ちゃんもありました。近所の屋根に登って(どうやって登ったのかは不明ですが)降りられなくなってミャーミャー鳴いていました。はしごをそのお宅から借りて救出したのですが、それ以降は登っていません。

確かに放し飼いは危険と隣り合わせです。家の中でも高温になるアイロンなどに触れてやけどをするなど危険は沢山あります。しかし猫は失敗を覚える事で成長します。

 

ストレスを感じる。

ケージと言う固定の決まった空間に入れられた猫はどうなのでしょうか?皆さんのうち猫はケージに入っている時何をしていますか?おそらく多くは毛をなめている(グルーミングといいます。)はずです。

それは猫のストレスを感じている証拠なのです。一方自分で居場所を見つけた猫は基本寝てくつろいでいます。これはリラックスしている証拠で非常に猫の健康状態においていい状態だと言えます。

ケージ飼いをすると猫は病気にかかりやすくなります。人間と同様にストレスを感じます。せめて一部屋は猫専用の部屋を作りそこにキャットタワーなどの遊具を置く飼い方をお薦めします。

 

自分で生きる行動をしなくなる。

決まったご飯の時間以外一定の時間しか外に出られないと猫は生きる為の行動をとらなくなると言われています。皆さんの家猫は大丈夫でしょうか?それで慣れてしまえば大丈夫と言う声も聞こえますが本当に大丈夫でしょうか?

ケージ飼いをすると猫は生気が無くなります。人間に例えれば一種の軟禁状態の訳なのです。健康にいい訳ありませんよね?

こういった猫は自分で食べ物を探し求め自力で生きていく行動をとらなくなると言われています。猫本能から来る行動は猫を生き生き健康に保つ効果もあるのです。猫は放し飼いが一番です。

 

猫は気ままがいい。

猫個人はケージ飼いは望んでいないはずです。ご主人様からきつく言われ泣く泣くケージに入っているのです。猫は基本気ままに生活をすることを望みます。

自由奔放というかそんな生き方を望む生き物です。ですからケージと言う決まった空間に閉じ込められる事は望んではいないと言う事です。それは猫の健康状態も悪くします。

家の中全部を解放しろとは言いません。せめて一部屋猫の為に開放する事をお薦めします。そのくらいなら可愛い猫ちゃんの為に出来るはずです。

 

いかがでしょう。猫のケージ飼いをお薦めしない様々な理由をお伝えしました。猫が家の中だけでなく、外にも自由に出入りし気ままに行き来すると近所迷惑だと言う声もありますよね。しかし、その辺りはあなたのご近所付き合いの腕一つ、ちょっと頑張ってみましょう。多くの猫さんはご近所さんにも可愛がられて生活してるものですよ。要は飼い主さんの心づもり次第だと言う事です。

しっかりフォローをしていけば猫を放し飼いにしても大きな問題はならないでしょう。皆さんも猫を飼う時には、猫ちゃんの健康の為にケージ飼いはやめてあげましょう。それが長く可愛い猫と接する事が出来る秘訣ですよ。

まとめ

猫のケージ飼いをお薦めしないのは

・猫は縄張りを持つ生き物。
・猫は決まった場所を自分で探す。
・猫にケージと言う空間は苦痛。
・猫は失敗を覚える生き物。
・ストレスを感じる。
・自分で生きる行動をしなくなる。
・猫は気ままがいい。

からである


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