カッパの飼い方。知られざる禁断の7つの接し方

カッパの飼い方。知られざる禁断の7つの接し方

カッパを飼った事ありますか?いやいやかっぱなんて見た事もない、という人が大半かもしれませんね。

しかし日本の歴史や史実の中には、かっぱの姿を見た、とか、かっぱのミイラを祭っているお寺もあります。もしかしたら日本の山奥のさらに奥深くでは、かっぱが生息しているのかもしれません。

今回は、かっぱの飼い方について詳しく書かれた石川優吾氏のアニメなどを参考にしながら、その知られざる禁断の7つの接し方をご紹介しましょう。

 


カッパの飼い方。
知られざる禁断の7つの接し方

 

キュウリは良いがカッパ巻きは駄目

かっぱの好物と言えばキュウリです。その他雑食なので最近のかっぱはドッグフードも食べるそうです。その他果物や魚も好んで食べます。ここで注意したいのは、キュウリは食べさせても問題ありませんが、カッパ巻きは絶対あげてはいけない、ということです。

かっぱにカッパ巻きを食べさせた場合、かっぱは赤いうんちをします。そしてそのうんちは大変臭いのです。人間が悶絶するほどの悪臭を放ちます。カッパ巻きを欲しがっても絶対に与えてはいけません。

 

泳げないかっぱもいる

もともとカッパは川の神様と言われるくらい、昔は川や沼に生息していました。お酒が好きなかっぱは海に住んでいた、という報告もあります。そして大変泳ぎは上手です。

しかし最近のかっぱは日本の高度成長期にあわせて体型も変化しています。かっぱ特有のみずかきも短くなり、養殖のかっぱの中にはまるで泳げないかっぱも増えているのです。

そのためかっぱの飼い主は、かっぱがまだ小さいうちから泳ぐ訓練をする必要があります。かっぱには肛門が3つあります。その中の穴の1つから空気を注入するとこうらに空気がたまってからだが浮きやすくなります。

泳ぎがどうしてもうまくならないかっぱの場合、せめて上手に浮く事が出来る様に飼い主は最大限の努力をしてあげましょう。

 

肌のケアも大切にしよう

昔のかっぱは全身が毛でおおわれていて頑丈で固いこうらを持っていました。頭部のくぼみはかっぱの皿と呼ばれ、そこが乾くと死んでしまう、または身体が弱ってしまうと伝えられていました。

最近の養殖のかっぱは、人間との生活が長くなり、水の中で過ごさなくても生きていけるように体質が変わってきています。定期的に海や川に連れて行くと喜びますが、都会育ちのかっぱは直射日光に弱いので、肌のケア、とくに皿のケアは重要です。

日差しの暑い日などは、天然の保湿成分から作られた「皿ぬりん」800円を購入して保湿ケアをしてあげましょう。子供のかっぱは皿が乾きやすいので、飼い主はよく注意してあげて下さい。

 

尻こだまを抜かれないようにしよう

かっぱは大きくなれば人間と同様の知能にまで成長すると言われています。基本的に悪い事はしません。しかしイタズラ好きです。よく水辺にいる人間を水中に引き込んで溺れさせる様な事をします。

しかし人間や犬が悪い事をしているのを見つけると、かっぱは「尻こだま」を抜いてしまうことがあります。尻こだまとは、人間や犬などの肛門の中にあるといわれる幻の臓器の事です。手のひらにすっぽりおさまる位の金色の丸い玉の事をいいます。

かっぱにこの尻こだまを抜かれると、人間や犬は闘争本能をなくし、一気に大人しい性格になります。犬は特にはいままで噛み付いたり凶暴だった性格が、尻こだまを抜かれた瞬間からまるで優しい、穏やかな性格に早変わりします。人間が抜かれると最悪死んでしまう事もあるそうですから、どうぞ気をつけてくださいね。

 

カッパとの遊び方

かっぱは人間と相撲を取るのが大好きです。特に子供と遊ぶのが大好きです。小さな子供のかっぱでも力は人間の大人並みにありますから子供などはひょいひょいと投げ飛ばしてしまいます。相撲に負けるとかっぱの中には尻こだまを抜こうとするかっぱもいますから気をつけましょう。

かっぱと相撲を取る前に仏前にそなえたご飯を食べるとかっぱに勝つことができるという言い伝えもあります。また、相撲をする前にお互いにお辞儀をしてから行うようにすると、かっぱの皿から水がこぼれてかっぱの戦う力を弱くすることもできます。参考にして下さい。

 

かっぱにも勉強をさせよう

かっぱの知能は養殖のかっぱと野生のかっぱではかなり違います。野生のかっぱはかなり生活能力が高いのですが、養殖の甘やかされて育ったかっぱの知能はそれほど高くありません。

かっぱは相撲が得意ですが、かくれんぼは苦手です。押し入れに隠れたつもりでも、背中の甲羅を隠すのを忘れるという可愛いボケを演じてくれます。かっぱはしゃべれませんが、教えれば人間の子供くらいまでの知能はつくそうです。養殖のかっぱは勉強させればそれだけ知能はついて将来賢いかっぱになります。

 

散歩は気をつけよう

かっぱは二本足でも歩く事はできますが、散歩する時は犬と同様、首輪とリードをつけて散歩させましょう。散歩の途中で犬に会った場合、犬はかっぱを未確認生物と認識して吠えたり噛み付こうとする事がよくあります。

かっぱは成長するとそれなりに知恵と力がついてくるので、相手の犬の尻こだまを抜こうとしたり、ひょいと投げ飛ばす恐れがあります。散歩中はリードを忘れずに付けておきましょう。また、かっぱは鉄、鹿の角、猿を嫌うと言われています。散歩の時はこの3つに注意して散歩する様にして下さい。

猫にも尻こだまがあるのかも知りませんが、かっぱが嫌う動物は猿や犬です。かっぱを飼う時は犬や猿など、ほかの動物は飼わない方が良いでしょう。

 

いかがですか。かっぱの飼い方、参考になったでしょうか。かっぱの民話は昔から多く、魚をくれた、薬を調合して恩返しをしてくれたなど、とても性格の良い妖怪として日本では古くから親しまれて来ました。

現在でもツチノコと並んで未確認生物として人気があります。なんと海外でもかっぱは存在しているらしく、ウォーターインプと呼ばれているとか。大分県の雲八幡宮では「河童楽」という神事が大分県の無形民俗文化財に選ばれています。もしかして、あなたの身近に、かっぱは存在しているのかもしれません。

 


まとめ


カッパの飼い方。知られざる禁断の7つの接し方

・キュウリは良いがカッパ巻きは駄目
・泳げないかっぱもいる
・肌のケアも大切にしよう
・尻こだまを抜かれないようにしよう
・カッパとの遊び方
・かっぱにも勉強をさせよう
・散歩は気をつけよう


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