猫の動画を撮る7つのプロ級テクニック★

猫の動画を撮る7つのプロ級テクニック★

ネット上でも、猫の動画は、とても人気がありますよね。とても楽しく癒される事間違いなしです。猫の赤ちゃんなら何をしていても可愛いし、なかには、「喋る猫」や「だるまさんが転んだ」をする猫、俊敏な筈の猫が飛び移るのに失敗してしまう面白動画などなど・・・。

しかし、そんな猫の動画をいざ撮りたいと思い立っても、気まぐれで、人に媚びる事をしない猫を思い通りにする事など、とても困難で、かなりの偶然が重なったり、よほど、心優しい猫でなければ無理でしょうね。

では、「猫の動画を撮る7つのプロ級テクニック★」は、果たして存在するのでしょうか。調べてみましょう。

 


猫の動画を撮る7つのプロ級テクニック★

 

猫への愛です!

ペットの生き生きとした表情や動きを記録する事は、実は、とても困難なのです。意思の疎通が出来ていなければ、100%無理だと言えます。上手に撮ると言うよりも、まずは、撮影させて貰えるかどうかで、そのコツは、相手を好きな気持ちをいかに伝えられるかに尽きるのです。

つまり、撮影のポイントは、自分の愛情を相手に伝え、相手から「この人は自分に危害を加えない」「危険な相手ではない」と認めて貰う事が大切なのです。

ですから、例えて言うならば、猫が心から気を許している家族と遊んでいるシーンを撮影すると上手くいくでしょう。 そして、猫の1日の生活時間、行動を理解することが重要で、人間の都合に合わせるのではなく、猫の機嫌のよい時を見計らい、タイミングよく撮影させて貰うという気持ちが大切なのです。

猫好きに猫の可愛いポイントを聞いてみると、「寝姿」「肉球」「伸びのしぐさ」「毛繕い」などが共通してあがります。このように、猫の可愛さが引き立つ定番の仕草や特徴を押さえると良い動画が撮影出来るでしょう。

そんなポイントを狙って撮る為のベストなアングルやサイズをおさえる事が、猫を上手に撮るコツと言えるでしょう。

 

猫に近づきすぎず、望遠で撮影!

猫は、自分のエリアに他人がズカズカト入ってくるのを嫌います。自分の安全圏を侵されると感じると、すぐに逃げてしまいます。

当然、動きも俊敏で、猫の表情を捉えたいからと言ってもレンズを交換しているヒマなんてないのです。ですから、屋外の撮影には、標準ズームを使用し、あらかじめ望遠を準備しておいて撮ると良いでしょう。 可愛い猫を撮影したい気持ちは、わかりますが、絶対に無理強いはいけないのです。

テクニックとしては、フルエリアタッチオートフォーカスという方法を試してみると良い様です。これは、背面モニターを指先でタッチするだけで、フォーカスリングを操作することなく、タッチした部分にフォーカスが合う便利な機能なので活用してみましょう。

この機能が上手く使えるようになると、手前から奥へフォーカスが無理なく移動でき、被写体を強調できる映像が撮れます。
因みに、暗い室内での撮影には明るく撮れるという特徴をもったレンズを使用するなどして、小道具で工夫しましょう。

 

猫の動きに合わせた撮影テクニックはスロー

動画で動く猫を撮影すると、被写体であるはずの猫が障害物などに重なって見え隠れする、動きも速いので捉えきれていなかったり、映像がぶれて見にくかったり、表情がわかりにくいなどという事はありがちです。

そんな時には、スロー撮影機能を試してみてはいかがですか。自然のスピードで撮ったり見るよりも、猫の動きや表情がよくわかり、見やすい映像になるはずです。撮りながら約50%のスロー撮影をすることができる機種もあるので、興味がある方は、ぜひお試しください。

 

ファーストカットは広いロングサイズから

屋外での猫の撮影のファーストカットは、公園など景色の中の猫の姿を、広いロングサイズはワイド側、猫の全身カットは望遠側での撮影といった様に、2カットを連続撮影するというテクニックを使うと良い作品が撮影できます。

ファーストカットをできるだけ広いサイズにする事で、作品の導入としては非常にわかりやすくなるので、お勧めです。

被写体が、遠近、同時にある場合には、望遠側での撮影ではフォーカスが両者に合いません。そこで、そんな時の撮影ポイントは、一匹ずつにフォーカスを合わせるという事です。具体的には、まず手前の被写体に合わせ、次に奥の被写体にフォーカスを送るのが良いでしょう。

しかし、この場合、フォーカスリングを手で操作するのは大変困難ですので、フルエリアタッチオートフォーカス機能を使用すると良いでしょう。

フォーカスを移動させて撮影することで、はじめから両者にフォーカスが合わせた映像よりも、被写体、両者の存在が引き立つ効果があります。存在感を強調するという意味での効果的な撮影方法です。

 

撮りたい一瞬を捉える

猫を正面から、更に長時間撮影するというのは非常に難しいものです。基本的に、動く被写体の動画撮影では、当然、撮りたい場面に出くわしたならば、すかさず撮ることが大切になってきます。躊躇している暇も、準備に手間取っている時間もないのがほとんどです。

写真におさめるのであれば、猫の注意をひきながら、条件があった時にシャターを押すこともできるのですが、動画の場合にはそうはいきません。上手く撮れそうな一瞬のタイミングを逃がさないよう、充分な準備が必要です。

毛繕いしている姿をサイズや角度を変えて撮影したり、昼寝中の猫なら脱力状態や夢でも見ているのか耳や瞼のピクピク、肉球・鼻などパーツのアップ撮影が出来るかも知れませんね。

 

猫の日常を捉える

野良猫達の日常、夕暮れ時、何匹もの猫たちが、食事の為に集まってるシーンの撮影も楽しいものです。それぞれの行動はとても興味深く、きっと面白い映像が撮れるはずです。この時ばかりは猫達も食事に夢中で、カメラの存在を意識する余裕もない様で、比較的撮影しやすい様です。
また、その一方、一匹狼的な猫も離れたところにいたりして、我関せずを気取っていたりするシーンに出くわす事もありますので、そんなカットを挟み込むのもなかなか良い物です。周囲をよく観察しましょう。

また、普段見ている角度とは少し違う位置からの撮影にチャレンジしてみるのも楽しい映像が撮れるものです。可愛い猫が、更に可愛い表情や姿を見せてくれるかもしれませんよ。

しかし、猫は本当に気まぐれ、ふとした時に、とんでもなくかわいいポーズや表情を見せてくれたりするものです。そんな時の為に、常時ビデオカメラは手元に置いておきたいですね。ですから、小型で邪魔にならず、すぐに撮影状態になる物がお勧めです。常にバッテリーチェック、メモリーの空き容量の確認はしておきましょう。

 

好きな遊びに誘ってみましょう

自分が好きなことをしている時の猫は、本当に夢中です。遊びに夢中であれば、無防備になります。さすがに、普段はクールにすましている猫も、こんな時には表情も崩れてしまいます。この瞬間を狙わない手はありません。

なるべく、遊びが長続きする様に工夫して、長時間撮影できると、様々な表情、動きが撮れて、面白い映像が残せるでしょう。

また、猫は狭い場所や幅がギリギリの所などが大好きです。そんな習性を活かして、面白ハプニング映像など、期待して撮影するのも良いでしょう。猫サイズか、少し小さめサイズの箱や紙袋などを仕掛けておくと、期待に応えて、撮りたい動きをしてくれるでしょう。

また、普段お気に入りの狭い窓枠や液晶ディスプレイの周囲、ブロック塀の隙間、車やバイクの下など、危なっかしい場所や狭く細い場所にもポイントがあります。それらの場所に猫が近づいたら、即撮影開始してみましょう。期待以上の動きやハプニングで楽しませてくれるかもしれませんよ。

 

いかがですか。以上が、「猫の動画を撮る7つのプロ級テクニック★」です。ちょっと試してみたくなりませんか?

しかし、猫は本来、人間の都合を押しつけられる事は、苦痛であり、ストレスを感じる事に他ならないという事は認識しておく事が大切です。それを、理解した上で、プライドの高い猫に、お願いした上で撮影させて頂くという位の気持ちで、チャレンジしてみましょう。

更に、絶対に無理強いもしてはいけません。少しでも猫が嫌がっている様子がみられたら、その日は即刻中止する様にしましょう。

可愛い猫、素敵な猫、面白い猫、興味深い猫の行動が上手に撮れるラッキーがあなたに訪れる事をお祈りします。

 


まとめ


猫の動画を撮る7つのプロ級テクニック★

・猫への愛です!
・近づきすぎず、望遠で撮影!
・猫の動きに合わせた撮影テクニックはスロー
・ファーストカットは広いロングサイズから
・撮りたい一瞬を捉える
・猫の日常を捉える
・好きな遊びに誘ってみましょう


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